iPad Pro/Airは5月6日、無印とminiは来年まで出ない?
「3月下旬発表」という噂が「5月上旬」へと後ろ倒しになっている新型iPad Pro/Air。
その理由については以前にご紹介しました。
この期に及んで「歩留まり」というサプライ側が理由での遅れに、「またか…」という思いがあるのも事実です。
ただ、「3月でも5月でも大して変わらん…」という思いも強く、よくも悪くも、最近のAppleの動向に慣れっこになっている自分がいます。
さて、この度、「5月上旬」の詳しい日程の情報が出てきたのですが、それよりも「無印」と「mini」のことが気になる記事になっています。
今年はiPad全機種の更新があると思ったが…
記事によると、
新型iPad Proと新型iPad Airの発表時期に関する最新情報として、5月6日の週に発表される可能性が高いとの情報を入手したと、Bloombergのマーク・ガーマン記者が伝えている
ということです。
まあ、これはいいでしょう。
以前にも、遅れてはいるが、WWDCまで待たされることはない…という情報もありましたし。
問題は、「無印」と「mini」に関してです。
ガーマン氏は、
AppleはiPad(第11世代)とiPad mini 7も開発しているが、年内に発表されることはない
と述べているのです。
なんと!
なんせ、2023年は、初めてiPadの新機種が登場しなかった…という驚くべき年になりました。
これを受け、これまでの大方の予想では、
「2024年は全てのiPadで新機種が登場するだろう…」
とされていたわけです。
もし今回のガーマン氏の予想が正しければ、5月のiPad Pro/Airで、2024年の新型iPadは「打ち止め」ということになってしまいます。
ただでさえ、
「次期miniである"7"は、大きな機能上の変更は無く、チップ交換程度…」
と予想されてきました。
本来であれば「ProMotionディスプレイ」にすぐにでも載せ替えてほしいminiですが、その実現は2世代後…ということになるわけです。
それなのに「iPad mini7」の登場が2025年に…。
ということは、当然ながら「ProMotionディスプレイ対応のmini」は2027年頃…にずれ込むことになるのではないでしょうか?
最近のAppleを見ていると、「デスクトップ型Mac」や「iPad」のように、正直最近頭打ちの機種に対する扱いが粗末になっていると感じます。
まあ、企業の考え方としては間違っていないのでしょうが、それにしてもあからさまが過ぎる…という印象。
iPad…。
今後もじり貧で推移してしまうのかな…。