Apple TV+は、高評価も市場シェアは停滞
実は最近、書斎に「LGのOLEDテレビ」とゼンハイザー「AMBEO Soundbar Mini 」を導入し、大画面での動画配信サービス利用を始めました。
いずれ記事にしようかと考えているのですが、はっきり言ってライフスタイルを大きく変えることにつながっています。
というのも、PC経由だと4K表示に対応していない動画配信サービスが未だに存在すること、また、フルHD再生でも、「Mac + Pro Display XDR」での映像よりもLGのOLEDTVの方がより鮮明でメリハリのある映像を映し出してくれることが分かったからです。
はっきり言って、もっと早く導入すべきだった…と後悔するほどの違いです。
「PC経由による制限（アマプラ等）」と「Pro Display XDRの映像描写（特にフルHDにおいて）の限界」は相当に大きい要素です。
ただ、そんな中にあって、「Apple TV+」や「Netflix」での4K動画は、相当のクオリティーを感じます。全ての動画配信サービスがこの基準になってくれれば、LGTVは必要ないのかもしれません。
まあ、TVerの画質が違いすぎますので、それをPCで実現するのは相当無理があるとは思いますが…。
「Apple TV+」と「Netflix」の4K動画を比較すると、明らかに「Apple TV+」の動画のようが美麗です。
相当前に本ブログでも紹介したかと思いますが、配信時のビットレートが、Apple TV+が最も高いようですね。
また、「Pro Display XDR」を使用することで、Apple TV+の「HDR」の優秀さが際立ちます。まあ、ちょっと明るすぎるくらいの描写になる場合があって気になるほどです。ここも、Netflixの4K動画以上のクオリティーですね。
音の広がりもダントツに優秀に感じます。
しかし…。
そんなApple TV+ですが、以前から動画配信サービスでのシェアに関しては苦戦が報じられている印象です。
今回、最新のデータが出ています。
以前苦戦中…。
特に日本では厳しいかも…
記事によると、
動画配信サービス比較サイトJustWatchが発表した2024年第1四半期（1月～3月）の動画配信サービスの市場シェアに関するレポートによると、Apple TV+は、映画批評サイト「IMDb」で最も評価の高いストリーミングサービスであることが明らかとなった
ということです。
その結果が以下のようになっています。
米国では「Amazon Prime Video」と「Netflix」の２強となっているのですね。思いの他Disney+が伸びきれていない印象です。
「Apple TV+」はと言うと７位と言う結果で、上昇傾向にはあるものの、上位に上っていくのは簡単なことではなさそうです。
素人考えで行くと、まだまだ作品数が少ないこともありますが、他のサービスに比べてお堅い感じのプログラムが多いような気がします。
また、ストーリー展開が遅く、どうも鈍重に感じてしまう作品が多い気も…。
これが米国のドラマのつくり方なのかどうかは分かりませんが、少なくても日本人にとっての「ドラマ感覚」とは異なっているのは事実でしょう。
さて、今回の記事は米国内ですが、日本では更に惨憺たるものになっております。
以下がその結果…。
もはやその名前さえない…。
Netflixが強いのは米国と同様ですが、日本ではU-NEXTが強いですね。
私は当初、TBSのドラマめあてで「Paravi」に加入していましたが、現在はU-NEXTと統合されましたので、それを気にU-NEXTに加入し直しました。
日本のテレビドラマが強いのはもちろん、バランスよく網羅しているのがU-NEXTの強み。これに対して、当然なからNetflixはオリジナルドラマの豊富さで勝負です。
また、私も加入していますが、Amazon Prime Videoは安定でしょう。Amazonでの買い物で送料がサービスになるのは大きい上に、無料動画まで充実しているのですから、もっと上位でもいいくらいでは？
Amazon Prime Videoに関しては、「沈黙の艦隊」等、最近はオリジナルドラマも良作が多いです。もう少し玉数を増やしてもらいたい…とは当然思いますが、加入料を考えると健闘している方かと思います。
Apple TV+、前述したように、恐らくは日本人が求めている作品の方向性が異なっているのだと思います。
そう考えると、全世界で評価されているNetflixって凄いんですね！
