搭載チップはどれにする?
先日来、「Mac Studio(M1 Ultra)からのMac買い換えを考える」として、M4の登場時期に関する噂が出始めた現時点での「次に購入するMac」に対する考え方を整理しています。
前回の【2】では、
「2024年中のM3世代チップをスルーし、2024年の早い内にM3 Max/Ultra/Extremeを搭載したMac Studio・Mac Proを投入することが望ましい」
と考えました。
Mac Studio(M1 Ultra)発表から丁度3年…という時期も丁度いいかと…。
さて、今回は、上記の「2024年スルー→2025年初旬登場説」をベースに、どのチップを搭載したMac Studioを購入すべきか?…ということについて妄想してみたいと思います。
「M4 Max」で十分でしょう
結論から言うと…。
「M4 Maxで十分でしょう!」
と考えています。
現在のMac Studio(M1 Ultra)を購入した際は、スペック的に明確に一歩抜けた性能が欲しくて背伸びしました。
しかし、「M3世代」で随分話が変わってきた印象を持っています。
というのは、
「M3 Maxが非常に優秀で、M1 Ultraの性能を超えているのはもちろん、一部の用途ではM2 Ultraさえも凌駕する」
という結果が示されていることが大きいですね。
単純なMetal・OpenCLというGPUスコアでは、ほぼ「M1 Ultra = M3 Max」となっているのですが、最新のOS、アプリ、NeuralEngine等の最適化が進んだことで、スコアの数値以上にM3 Maxの強さが際立っている印象があります。
となると、来る「M4 Max」ではよりこの傾向が進み、もはやM2 Ultraを超えてくるのは明らかでしょう。
M1 Ultraの性能で十分と考えている私ですので、これ以上「Ultra」を意識しなくても十分過ぎる…と考えます。
メモリは64GBはほしいです。
先の記事でも書きましたが、ここが不足するとMac不安定の基になりそうですので保険です。
ストレージ量も、これまでの4TBではなく、外付けのSSDを活用して2TBに減らしてもいいと考えています。
最後の悩みどころは、「M4 Max」のコア数ですね。
コア数の多い方にするのか、それとも下のグレードにするか…。
懐具合との相談ではありますが、ここもメモリ同様替えの効かない部分ですので、慎重に選択していきたいところではあります。
総じて言えるのは…。
Apple Silicon全体の性能が向上しており、以前よりも下位のチップを選択しても十分…といえる状態になってきているのは有り難いことです。
安心してスペックダウンし、コストを抑えていけそうですね。