iPad(第11世代)が発表されなかった理由は?
3年以上の時を経て、iPad mini7が登場しました。
性能が向上したのは分かりますが、ディスプレイ周りに変更は無く、「6」を持っているユーザーに関しては悩ましいことになっていますね。
私は買い換え無しでいこうと考えております。
この「iPad mini7」に関しては以前から「まもなく…」という噂がありました。まあ、大方の予想か「Macと同時に…」というものでしたので、単独でいきなりのサイレンスリリースになったことは驚きました。
となると…。
mini7と同時に来るのでは?…と見られていた無印iPad(第11世代)が登場しなかったことが引っかかりますね。
ここで登場しかなった…ということは、投入時期が2025年になることほぼ確定的です。
そんな中、無印がこのタイミングで登場しなかった理由に関する記事が来ています。
納得です。

鍵は「Apple Intelligence」と他機種とのチップ性能バランス?
記事によると、
この時期に無印iPadにA17 Proを搭載することができなかったから
ということです。
どういうことかというと…。
そもそも、
「無印のiPadはその時点でのiPhoneの2〜3年遅れのチップを使う」
という慣習があります。
まあ、性能差・価格差を考えると、最廉価機にトップクラスのチップを搭載するわけにはいきませんので、これは納得。
となると、iPad(第11世代)に搭載されるのは「A16 Bionic」になるようなのです。
そう、A16では、「最低でもA17 Pro以上」と言われるApple Intelligenceの使用条件を満たしていないわけです。
しかし、ここで無理に無印にA17 Proを搭載してしまうと、上位機種との性能差のバランスが崩れてしまいます。
と同時に、無印のこれまでの価格帯よりも上がってしまうことにもなるでしょう。

つまり、
「性能面・価格面で他機種とのヒエラルキーを崩さないため」
に、Appleはこのタイミングでの無印iPadの投入を行わなかった…ということになります。
そうすると、自ずと「無印iPad(第11世代)の投入時期」が見えてきますね。
そう、1年後、「A17 Pro」が無印にも投入できるようになってから…ということです。
ただ、もう1年間もAppleがApple Intelligenceへの対応を待てるか?…という問題も生じますね。
もしかすると、来年の10月を待たず、春先等に登場…なんてことがあるかもしれません。