Appleの「USB-C」対応製品はやはり「macOS Sequoia15.1」以降が必要だった!
Macの周辺機器において、「待望」ともいえる「Lightning→USB-C」の移行が行われました。
「Magic Mouse」「Magic TrackPad」「Magic Keyboard」を使用していたがにとっては、待ちに待った…というケースもあるでしょう。
ただし…。
案の定とでも言いますか、Magic Mouseのポート位置は裏側でこれまでと変わらず…。充電氏の「亀さんのひっくり返り状態」での充電という恐怖は今後も続くようです。
そして、この記事のもうひとつの重要ポイント。
YouTubeのレビューで、新しいデバイスを正しく接続するには、「macOS Sequoia15.1」へのアップデートが必要なのでは?…という検証が行われていたことをお伝えしました。
その後…。
Appleもこの事実を認めたシステム要件が新たに発表されました。
遅すぎるんですけど!

後出しにもほどがある!
記事によると、
AAPL Ch.によると、Appleが密かにUSB-Cポートを搭載した「Magic Mouse」や「Magic Keyboard」「Magic Trackpad」のシステム要件を修正し、”macOS 15.1 Sequoia以降”と”iPadはiPadOS 18.1以降”が必須となったことが分かった
ということです。
具体的に見ていくと…。
上の表がこれまでの表示。USB-C対応製品が発表されてから発売時まではこの表示が続いたようです。

そして、Mac発売と同時に変更された表がこちら。

言いたいことは…。
「遅すぎる」ということです。
旧型Macを使用しているユーザーは、Macを待たずに周辺機器だけを購入した人も多いでしょう。そして、それらの方の中には、マシンのパワーの都合、あるいはアプリやApple系以外の周辺機器の対応等を理由に、あえてOSを最新にしていない(更新できない)方も多いのではないでしょうか?
悲惨なのはその方々です。
新型のMacは購入しないが、周辺機器だけでも最新に…と購入したものが、自分の環境で使用できないときの絶望感…。容易に想像できますね。

問題なのは、
「macOS Sequoia15.1以上が必要」
という肝心なことを機器発売時にしっかりと明示していなかったことです。
これ、企業としては絶対にやってはならないこと…。
Apple、何を考えていたのでしょう?
Appleのようなメガ企業がやることではありません。
AppleStoreから購入したのであれば返品できる…ということとは全く別。
ユーザーに嫌な思いをされる…ということを想像できなかったAppleの罪は深いです!