2025年のApple低価格帯新製品、どうも魅力に欠けるんだよな…
年が明けて半月経過すると、そろそろ今年のApple新製品が気になる時期になってきます。
近年は「MacBook Air」の新型が1月後半〜2月初旬に登場する傾向が強いため、今年もこの時期に「M4搭載のAir」が来るのではないでしょうか?
そして先日、このAir登場時期に合わせて「iPhone SE4(16E)」も登場するのでは?…という噂をご紹介しました。
まあ、この記事内でも書いたとおり、恐らくはSE4の登場はこれまでの予想通りの「3月〜4月」になると考えます。「3月」というのはApple新製品が登場することが多い時期ですし、これまでのSEシリーズはほぼこの時期に登場していますので…。
また、今年は「無印iPad」の登場も控えていることから、「3月中旬〜」にはドキドキの日々が続きそうな予感もします。
そして…。
そんな2025年のApple新製品のうち、低価格帯のデバイスに関する予測記事が来ています。
う〜む、どうも魅力に欠けるような…。

iPhone SE4(16E)がこけたら停滞の1年になる可能性も
記事によると、
2025年にAppleが発売するとの噂がある8つの低価格帯の新製品について、MacRumosが取り上げている
ということです。
記事内で予想されているのが以下の機種。
・M4搭載MacBook Air
・iPhone SE 4(iPhone16E)
・iPad(第11世代)
・AirTag 2
・コマンドセンター(スマートホームディスプレイ)
・HomePod mini 2
・Apple TV 4K(第4世代)
・Apple Watch SE 3
当然最も気になるのは「iPhone SE4(16E)」です。
ここ数年、継続して話題になり続けた機種。
今回の大幅なモデルチェンジで、これまでiPhoneの課題であったミドルクラスを開拓できるのであれば、今後のAppleを変えていけそうなアイテムになりそうです。

しかし…。
それ以外はどうでしょう?
はっきり言って、「モデルチェンジ」オンリーで、魅力に欠ける…という印象が強いです。
これまでとは異なる手法で…とすると「HomePod2」でしょうか?
今回は本体にモニターが付属してよりホーム機能を強化する…ということですが、まあ売れないでしょう。位置づけがあまりにも中途半端です。音質に特化するのか、それともスマートデバイスに寄せるのか…という製品の意味合いがユーザーに非常に伝わりづらいと考えます。
それ以外のデバイスに関しては、必要な人は購入するでしょうが、「新規開拓」に結びつきそうなものは皆無なのでは?
何故かMacRumorの記事にはありませんが、「AirPods Pro3」は要注目。というか、今後数年にわたって売れまくる商品でしょうから、現在の「2」からの買い換え需要は非常に大きいでしょう。でも、新規開拓…という面では?
これ、もしiPhone SE4(16E)が期待通りに動かなかったら、Appleの2025年はなかなか厳しい年になるのかもしれません。
高価格帯のiPhone、iPad、Macに関しても「通常運転」のアップデート以外は予定されていない気配。売上は別にして、昨年は「Apple Vision Pro」という飛び道具があったおかげで、Appleの未来を感じ取ることはできました。
今年の新製品から「未来」を感じるのはなかなか難しいのでは?