iPhone SE4(16e)はバカ売れするのか?
Appleが2月19日に新製品を投入することを予告したことで、ほぼほぼiPhone SE4(16e)の発表は決まったといってもいいでしょう。
恐らく大きな話題になるはず。
というのは、チップもA18が予想され、Apple Intelligenceに対応し、画面サイズも拡大することで、カメラ等の性能に興味がなく、現状の「標準機能」というべきものがしっかりと載ったベース機としてのiPhoneが廉価で登場することになるからです。
はたして売れるのか?
この疑問に、肯定的に答えている記事が来ています。

2,000万売れる?
記事によると、
1週間以内に発表される見通しのiPhone SE(第4世代)について、年間販売台数が1,800万台〜2,100万台に達する可能性があり、今秋に発売されるiPhone17シリーズとともにiPhoneの出荷台数増加に大きく貢献するとの予測を、経済日報が伝えている
ということです。
これがどの程度の販売規模なのかというと、
iPhone17シリーズとあわせて2025年のiPhoneの出荷台数が2024年比で4%増加となる2億4,000万台に達する
としています。
つまり、
○iPhone16シリーズ+iPhone17シリーズで「2億2000万台」程度
○iPhone SE4シリーズで「2,000万台」程度
の販売になる…と予測していることになります。
これをどう見るか?
iPhone SE4が登場しても、その販売比率は「10%未満」。
やはり圧倒的にフラッグシップ系の「無印・Proシリーズ」が強い…と見ているわけです。
この記事では、新型SE4を非常に魅力的で、購買意欲を刺激する良品と見なしており、2,000万台の売上という数値自体は相当高く評価した上での予測なのでしょう。
「4%の販売台数アップ」は、ここ最近のiPhoneの売り上げ停滞を考えるとそれなりに評価できるとも考えられるでしょう。
ただ…。
それでも販売比率が1割にも満たない…というのは、ちょっと異常な販売構成かな…とも思えます。これだけ端末の価格が上昇している中、非常に高性能でコスパに優れた廉価版が登場するのに、そちらにたいして流れない…という予測。
これ、PixelやGalaxyだったら、廉価版の方が販売台数は多いのではないでしょうか?
Apple製品だから…という理由付けはある程度理解できるものの、もしこのスペックで登場して本当に売上比率が1割に満たないのであれば、かなりいびつな売れ行きだな…と素直に感じてしまいそうです。

本来であれば、これだけ優秀な廉価版が出たのであれば、2〜3割のシェアを占めてもおかしくないのでは?
ただし、特に円安の影響を受けている日本においては事情が変わってくるかもしれません。
昨年度もPixel aシリーズの国内シェアが急伸した…という報道があったことは記憶に新しいですよね。丁度発売時期がフレッシュマンシーズンということもありますし、Apple Intelligenceの基本語対応が4月以降…ということもあって、一気にSE4がバカ売れする可能性もあるのではないでしょうか?
というか、そうなることが寧ろ自然なような気がするのは私だけ?
さて、どのような売れ行きになるのか?
本当に注目です!