折りたたみiPhoneの折り目が出ない秘密が判明!
「2026年」に来るのか、それとも「2027年」なのか?
いよいよ折りたたみiPhoneの登場が近づいている感があります。「2027年かも…」という噂が出ている段階で、「2026年はないかな?」と思えてきますね。Appleのこれまでを考えると、予定が遅くなることはあっても早まることはあまり…。
また、2027年が「iPhone誕生20周年」ということもあり、2027年の方がすっきりする…とさえ思えるようになってきました。
それはさておき…。
これまで、Androidの折りたたみ機が登場しても動かなかった(動けなかった)Appleがいよいよ本腰を入れる…、という要因として、これまでAppleが徹底的に嫌っていたと言われている「画面の折り目」対策に目処がついたことが大きいとする説が有力です。
今回はその「折り目なし」の具体的な仕様に関する記事です!
鍵は「薄型ガラス」+「ポリマー加工」?
記事によると、
韓国DOWOOINSYSが、折りたたみデバイス向けにディスプレイ中央部にエッチング加工を施した新しい超薄型ガラス(UTG:Ultra Thin Glass)を開発したことが明らかになった。Patently AppleはこのDOWOOINSYS製UTGについて、折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)に搭載されると予想している
ということです。
具体的に言うと、
・DOWOOINSYSが開発した新しいUTGは、ディスプレイ中央部にエッチング加工を施して薄くすることで折りたたみやすくしながら、それ以外の部位の厚みを増すことで耐久性を向上させるもの
・ディスプレイ中央の折り目の部分を薄くし、その下にポリマーを配置して折り目をなくす
ということになります。
つまりは、
「厚いガラスそのものを折り曲げようとするとどうしても折り目が残るが、そのガラスを薄くし、更にその上にポリマー加工を施すことで更に折り曲げやすく、しかも折り目がつきにくくした」
ということなのでしょう。
ただ…。
「DOWOOINSYSのUTGは現在、Galaxy Z Foldの他、Google Pixel FoldやXiaomi、Oppoの折りたたみスマートフォンに採用されている」
という記述が気になりますね。
現状、SamsungもGoogleも、折り目を完全に目立たなくするには至っていないわけです。Appleの特許が、これらのライバルメーカーを上回るほどの付加価値を備えているのか?…ということが鍵を握りそうですね。