macOS 26 Tahoeの「Spotlight」には限界があった!
先日、「macOS 26 Tahoe」はIntel Macをサポートする最後のmacOSになるのではないか?…という記事をご紹介しました。
まあ、OSの新機能とは全く異なる視点で注目されているわけですが、当然macOS 26 Tahoeにも注目の新機能が存在します。
最も注目されているのが「Spotlight機能の強化」のようですね。
まずもって本来の機能である検索の速度が大幅にアップしたということ…。これは単純にありがたい。
ただ、今回のアップデートで最も熱いのは、
「Spotlight上から、アクションを起こすことができるようになる!」
ということです。
つまり、Spotlight上から、「メールを送る」「画像を貼り付ける」等が、該当のアプリを起動させることなく指示を送ることができるようになる…ということなのです。
この記事では、
起動したアプリでファイルの新規作成やカレンダーイベント、リマインダーの作成、メッセージの送信、ストップウォッチの実行、ファイルの翻訳、ポッドキャストの再生、サーバーへの接続など数百に及ぶ「Actions (アクション)」が利用できるようになる
とされていますね。
何でも、純正アプリ以外でも、アプリ側が対応することでその恩恵にあずかることができるとのこと…。夢は広がります。

そして、新機能のひとつに、
「クリップボード履歴を活用できる」
というものがありました。
私は個人的に「Paste」を欠かさず使っています。
もうこれ無しではMacを快適に使えないほど。文字は勿論、あらゆるデータをクリップボードから呼び起こしてくれるのです。しかもショートカットひとつで快適にデータを表示してくれるインターフェイスも素晴らしい。これに「Clipy」を組み合わせた利用方法が非情に快適であることは、以前にもご紹介しました。
これ、もしSpotlight上でクリップボード履歴の活用が自由にできるようになれば、OS機能単独でも行けるのでは?…と考えたのですが、そこは限界があったようです。
クリップボード履歴の利用制限は「8時間」
記事によると、
Appleが、WDC25において発表した「macOS Tahoe 26」の新しい「Spotlight」で利用可能な「クリップボードの履歴」は8時間までの記録だと、YouTubeのStephen Robles氏がWWDC25のハンズオンで説明を受けたとレポートした
ということです。

なんと、よもやの「時間制限付き」とのこと…。
理由としては、
「プライバシーやセキュリティ上の判断」
とされていますね。
まあ、しょうがないか…。
というわけで、クリップボード履歴に関してはやはり既存の専用アプリの強みが残るようですが、それにしても「Spotlightからのアクション」には大注目です。
もしかすると「Alfred」が要らなくなる?