Nikon「Z9II」は4500万画素の超速連写機に変身か?
2025年後半は、キヤノン、ソニーとも、それなりの数のミラーレス機が投入される見込みです。そして、それらがいずれもエース級の機種であることあり、性能・インパクト・先進性等で、今後の売上およびシェア争いにおいて非常に大きな影響を及ぼすことは間違いないでしょう。
ソニーの新製品が登場すると、一気にシェアを伸ばしそうで、キヤノン機ユーザーとしては嫌な予感がしているのですが…。
そんな中…。
最近のニコンの健闘ぶりは驚きに値しますね。一時は「三強から脱落したのでは?」な度々揶揄されたこともありましたが、レトロ調のカメラ、エントリー機やミドルクラスで投入した機種が次々と売れ線に上がっています。ターゲットの絞り方と価格・性能のバランスが非常にうまい印象です。
となると…。
当然ですが、次は「フラッグシップ」ということになります。
正直、巷の評判では「AFの性能」など、上位機種としては外せない部分において他の二強の後塵を拝してることは明化のようです。レンズ性能においては定評のあるニコンですので、カメラ本体の性能によって今後の明暗が決まってきそう…。
そして…。
いよいよ「Nikon Z9II」の登場が近づいているようです。

「Type-Bスロット・バージョン4」の意味することとは?
記事によると、
ニコンがNikon Z9IIを2025年内に発表することは確実だという情報と、一部仕様に関する噂が流れている
ということです。
この「2025年内」という情報はかなり以前から変わらず存在するものですので、そろそろ決定的なものになってきている可能性がありますね。
2021年10月28日に発表されたNikon Z9から丸4年を経てのフルモデルチェンジ…ということになりそうです。
機能面において気になる情報が2つ。
一つ目は、「AIを活用したオートフォーカスの強化」です。
記述によると、「鳥などの動物の追尾にかなり優れている」ということです。EOS R1のようにAI用のプロセッサを搭載することになるのでしょうか?
YouTube等でのレビューを観ると、やはりEOS R1の追尾性能はひとつ抜けている印象があります(まあ、それでも万全というわけではありませんが)。追尾するときの「なめらかさ」が違うというか…。
このあたりをニコンがどのように修正してくるのは非常に興味があります。

二つ目は、「2基搭載されているCFExpress Type-Bスロットが、バージョン3からバージョン4にアップグレードされる」ということ。EOS R1は何故か「2.0」ですので、一気に連写面でEOS R1を凌駕してくる可能性も?
あとは「4500万画素」といわれている画素数との兼ね合いでしょうが、前述したAF性能の向上と相まって、ソニーやキヤノンのフラッグシップにガチンコで勝負を挑んでくる機種になりそうですね。
さあ、業界の勢力図を変え得てしまうほどの存在になりうるのか?
期待しましょう!