ソニーが「RX1R III」を電撃発表!
ソニーが、何の前触れもなく「RX1R III」を発表しました。
いや〜、驚きましたね。
旧型からなりを潜めて久しかったのですが、昨年来の「高級コンデジデーム」の中で復活の噂が囁かれ続けていたことも事実です。
私もLEICA Q3を導入していた時期があり(EOS R3→EOS R1購入のために売却済み)、高級コンデジの魅力の一端は感じていたのですが、これがもっと安価な価格で登場したら…と密かに楽しみにしていた次第です。
今回の「RX1R III」の予想価格は「税込み66万程度(マップカメラ等では60万円程度?)」とされており、全くもって「安価」とは言えないのですが、それでも「ソニーが出した高級コンデジ」ということで、相当に売れることが予想されます。

ただ…。
私にはどうしても気になるポイントが1つあるのです。
非常に魅力的だが、唯一にして最大の欠点が…
記事によると、
ソニーが、6100万画素フルサイズセンサーを採用したハイエンドコンパクトカメラ「RX1R III」を正式に発表した
ということです。
「6100万画素のフルサイズセンサー」「ZEISSゾナーT* 35mm F2レンズ」「マクロモード搭載」「最新映像エンジン」「被写体に認識AF」「超軽量・コンパクトボディー」等々、その魅力を上げると切りがありません。
LEICA Q3同様、「スチル専用高級コンデジ」とも言えるそのスペックに非常に魅力を感じます。ソニーの技術を注ぎ込んだ…という渾身の一台と言えるでしょう。
しかし…。
これまで私が知らなかったたった1つの情報が、私の心を現実へと呼び戻しました。
それが、
「F5.6以上に絞った場合。開放時の上限は1/2000秒になります」
という「シャッター速度範囲」の注意書きです。
RX1R III(DSC-RX1RM3) 主な仕様 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot | ソニー
つまり…。
「F2」という明るいZEISSレンズを備えているものの、F5.6よりも絞りを開けた場合にはシャッタースピードが「1/2000秒以下」になってしまう…という悲報なのです(1/8000秒が上限)。
どうやらこの項目は、先代のスペックを踏襲してしまっているようなのです(泣)

「F2」ということは、当然ボケを生かすために開放で撮影したい…と考えるのが人情。
しかし、シャッタースピードが「1/2000秒以下」ということは、明るい日中の撮影時には正露出にするためには大幅に絞らなければならなくなりますし、当然開放寄りで撮影するとなるとかなりオーバーな露出になってしまう…ということです。
そう考えると、最低でも「1/8000秒」、できればそれ以上速くシャッターを切りたくなりますね。
この点、LEICA Q3は条件を満たしていたので、明るい環境でも絞りを開けて撮影することができました。そういった意味でもLEICA Q3は非常に撮影しやすいカメラでした。
また、EOS R3、EOS R1では、Tv/Mモードでは「1/10000秒」を大きく超えるほどに速いシャッターを切ることができるので、それまで生じていた「シャッター速度遅すぎ問題」を感じることはなくなりました。
以前、日中の明るいレンズでの撮影時にNDフィルーターを携行して…ということは考えなくても良くなったので、その点では非常に気楽になりました。
まあ、そこまで高性能でなくても、やはり「1/8000秒」は欲しい!
「2段分」絞ると、「F4」相当…。
これでは折角のレンズ性能が泣くというものです。
60万円出して、この手の条件に縛られるはちょっと納得できないかも…。
非常に期待していただけに、ここだけが残念でなりません。