Galaxy S26 Edgeの開発中止!
好調な「iPhone17シリーズ」の売上の中で、「iPhone Air」のみ不調のようです。
やはり普通に考えますと、
・薄型、ということはどう頑張っても他機種に比べてバッテリー容量が減る
・薄型化することで筐体のハンドリングが悪化する場合もある(個人的には筐体のある程度の厚みは必要だと考えます。軽さは別にして)
・Airなどを見ると、ロジックボードが一部に収集することになり、発熱が一部に収集することになる
等、マイナス面も多くなることは明らかでしょう。
そんな中…。
Samsungが薄型筐体に対してマイナスとなる決定を下したということです。

AppleとSamsungの「薄型」に関する考え方は同一か否か?
記事によると、
Samsungが、Galaxy S25 Edgeの後継モデルにあたるGalaxy S26 Edgeの開発を中止したと、韓国メディア The Elec が報じた
ということです。
理由としては、
「Galaxy S25 EdgeだけでなくiPhone Airを含む薄型スマートフォン全体の販売台数が、事前予測を下回った」
ということを挙げていますね。
Samsungは、この「Edgeシリーズ」をどのように捉えて売り出そうとしていたか?…が気になります。
といいますのも、Appleにおいては、
「iPhone Airは、将来の折りたたみiPhoneに向けた"薄型化"のプロトタイプ的な実験機なのではないか?」
という考え方が強いのではないか…という捉え方があるからです。
そして、来年にも登場すると言われている折りたたみiPhoneは、「Airが2枚分の厚さになるのでは?」とされています。
個人的には…。
Appleは、
「画面大きめの薄型筐体を折りたたみ機を前提にして発売し、売れれば販売継続、売れなければ2年ほどで新しいコンセプトの大画面機に切り替える…」
程度の考え方で発表したのではないでしょうか?

これに対してSamsungはどうでしょう?
Samsungとしては、すでに「Galaxy Z Fold7」で驚異的な薄型化を達成しています。つまり、Appleとは逆で、すでに十分な薄型化は達成しており、それを利用した折りたたみ端末もデビューさせている…。その上で「Galaxy S26 Edge」を計画していたということは、この機種に何を求めて計画を進めていたのでしょうか?
今更「断念」するのであれば、「Galaxy Z Fold7」を登場させた後にGalaxy S26 Edgeを諦めておけばよかったのでは?…と考えるわけです。
おそらくは、薄型筐体の動向に関して読み切れていなかった部分があるのではないでしょうか?
このあたりの、計画の進め方・見通しの在り方・判断の的確さ等の差が現在のAppleとSamsungの差となって現れているのではないでしょうか?