折りたたみiPhoneの筐体仕様が徐々に見えてきた!
普及帯となる「iPhone17」の売上が好調で増産の噂もあるiPhoneシリーズ。劇的な性能の進化は感じられないものの、iPhone・Appleのブランド力と安心・安定のシステムは世界的に評価されています。
そして、来年には「折りたたみiPhone(iPhone Fold?)」、再来年には「iPhone20周年モデル」が登場すると言われており、近年には見られないほどの大変革期になるのは間違いありません。
特に「折りたたみiPhone」についてはGalaxyに先行されており、今年度の「Galaxy Z Fold7」の筐体の薄さは世界中を震撼させました。もはや初期の頃の不安定さはなく、確実な地位を確保しています。
そこに挑むiPhoneですので、初代がどれくらいGalaxyと闘えるのか?…という点は誰しもが気になるところでしょう。
そんな中…。
徐々に折りたたみiPhoneの筐体の仕様に関する記事が増えてきました。
果たしてGalaxy以上の堅牢性を持つに至るのか?

「チタン」「液体金属」がキーワード
これまでAppleが折りたたみ端末を出さなかった主な理由として、「折りたたんだ際のディスプレイの跡」「開閉するヒンジ部の強度」が上げられていたのは周知の事実です。
「ディスプレイ」に関しては、Z Fold7で定評のあるSamsungから供給を受けることでまとまっているようです。
また、ヒンジ部に関しては、
iPhone Foldに搭載されるヒンジは最終的に、台湾SZS(SHIN ZU SHING, 新日興)とAmphenolの2社が供給する
とされいます。
他メーカーが有力とみられていた…とされており、技術的な面での大逆転があったのかもしれません。このヒンジ部は、堅牢性の確保だけでなくディスプレイに折り跡を残さないためにも重要なパーツのようですので、Appleとして慎重にサプライヤーの選択をしていたものと考えられます。
ヒンジ部については以下のような記事もあり、
「チタンよりも2.5倍強い液体金属が使われる」
とのこと。

これによって、ようやく製品化のめどが立ったのかもしれませんね。
更に、筐体に関しては「チタン製」とされています。
今年の「iPhone Air」もチタン筐体。薄型のiPhoneの強度を高めるためにはチタンが必要…ということなのでしょうか?
アルミボディーになったその他のiPhone17シリーズに関しては、傷が付きやすい等のマイナスの意見も多く見られます。ベイパーチャンバーを搭載するとともに、放熱性の高いアルミボディーで熱を逃がす…というメリットもありますが、Appleは今後もアルミとチタンの両刀使いで行くのでしょうかね?
今後は次第にiPhone Foldの動作面での情報が出てくることでしょう。
果たして気持ちよく使えるものになっているのか?
Galaxy Z Fold7との明確な差をアピールできるのか?
まだまだ課題は残されています。