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Apple A10XFusion 最速の訳〜TSMC製の10nmプロセス〜

ダントツの高性能,Apple A10XFusion

 新型iPadProに搭載された「A10XFusion」は,A10Fusionと比較してもダントツの高性能を誇っていることは,様々なベンチマーク結果からも明らかになっています。

 その理由は「TSMC製の10nmプロセス」だった,という記事が来ています。

 

小型化,高性能化,省電力化の三位一体!

 このTSMC製の10nmプロセス」によるA10Fusionプロセッサ,A9X,AFusion10プロセッサの16nmプロセスから更に細微化されており,しかも「4コア→6コア」と,コア数も増加しているとのこと。
 そのため,A9Xプロセッサと比較して30〜40%のパフォーマンスアップに繋がっているようです。

f:id:es60:20170701130343j:plain左からA10X(iPad Pro 10.5)、A10(iPhone 7)、A9X(iPad Pro 9.7)、A9(iPad

 しかもこのA10X,さらなる省電力化もなされているようで,正に三位一体の強さ。製造プロセスでは,微細化による歩止まりの悪さも指摘されているようですが,そこをクリアにしているからこそのこれだけの性能アップということなのでしょう。

 

どこまで行く? Apple製CPU

 先日の「A10の牙城崩れる」という記事の中でも,発売から1年近く経過した上でのA10Fusionプロセッサの高性能ぶりに関して書かせていただきましたが,ここ最近のAppleAシリーズCPUの飛躍ぶりには目を見張ります。
 以下は前述の記事内にあったアップル製CPUのプロセスルールです。

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 Appleはどこまで走ろうとしているのか…噂では,CPUだけでなくGPUも「自家製」を目指しているという話です。

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 アップル製品のユーザーとしては,うれしく喜ばしいことでもありますが,近年の性能アップぶりを見ていると何か「怖さ」も感じてしまいます。

 おそらくiPhone8に搭載されるであろう「A11Fusion」は,10nmプロセス搭載の上,A10Xの性能を超えてくるでしょう。

 つい先日まで長い間「最強」を誇っていた「A10Fusion」に関しては,昨日も話題にさせていただきました。はたして,「A11Fusion」もぶっちぎりで業界を席巻することになるのか?

  今後の安定した成長を辿る道筋が見えているのか? Appleには是非とも先を見通した成長戦略を練ってもらいたいと願っています!

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