Mac用「Mチップ」のラインナップ予想
先日来、「A17Bionic」の性能はどのくらいなのか?…という話題を紹介しています。
初の3nmプロセスルール製ということで、内部が精細化されることがこれまでのチップ性能の向上率を押し上げることに繫がるのか…ということが問題になっているようです。
ここで、
「3nmすげ〜っ!」
という性能アップぶりを見せつけることになれば、更にAppleの立ち位置が盤石になっていくことになるのですが…。
私がここまでA17Bionic「性能」にこだわるのは、Appleの戦略上、Aチップの性能向上がそのままMチップの性能向上に繫がるからです。噂のM2Extremeが頓挫してしまったりと、超高性能名分野での足踏みも懸念されるAppleのSoCですが、iPhone用のAチップをベースにしてMチップを製造していく…という非常に分かりやすい行程を踏んでおり、その部分が可視化できるという点でユーザーとしては安心感があります。
そんな中…。
ガーマン氏が今後のM3チップの展望記事を書いています。
いつものガーマン氏宜しく、様々な情報をまとめただけ…という感が強いですが、覗いてみることにしましょう。
UltraかMaxか、それが問題だ…
記事によると、
Appleが将来的に新型Mac UltraやMac Proに搭載するであろう「M3 Ultra」チップは、32コアCPUと最大80コアGPUを搭載する可能性がある。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏の最新ニュースレターによると、ベースモデルでも64コアのGPUを搭載しているという
ということです。
ガーマン氏の予想がこちら。まあ、どれもこれまでに散々噂に上ったもののようですが…。
※これ、UltraのCPUコア数がおかしいですね。他の記事では、「高性能コア24個+高効率コア8個の合計32コア」という切か有力です
現在M1 Ultra搭載Mac Studio(20CoreCPU/48CoreGPU/64GBメモリ)を使用している身としては、先日の「M2 Ultra」は見送りました。
その中で気になったのは、「所詮M2系はマイナーアップデート」と高をくくっていた中、
「M2 Maxの性能がM1 Ultraに迫っている点が多かった」
という驚きの結果です。
特にGPU系の伸びが大きく、なかなかに衝撃的でした。
となると…。
「M3 Maxになると軽くM1 Ultraの性能を超えてくるだろう」
と当然予想できます。その「超え幅」がどの程度になるのかが非常に気になるのです。
「M3ベースの16Core/40Core」、3nmの伸び代が大きければ、ジャンプアップすることも十分に考えられるんですよね…。
当然、その結果を十分に吟味した上での判断にはなりますが、
「M3 Maxで十分」
とするのか、
「更なる性能向上を味わうためにUltraに…」
と考えるか?
自分の年齢を考えても、PCに思い切り投資できる期間も終盤を迎えています。
様々な条件を加味しながら、M2 Ultraが登場するであろう1年半程度の間、悩んでみたいと考えています。