パンチホール(穴あき)ディスプレイは正義か?
Galaxy A8sが発表されたことで,なぜか一気に「パンチホールディスプレイ」への関心が高まっています。
どうなんでしょうねえ,これ。
カメラ穴が小さければそれでいいんでしょうか?
私は,上部中央に薄めの横広がりで横たわっているiPhoneXSのノッチは嫌いではありません。気にもなりませんし,デザインとしては秀逸だとさえ思っています。
あれよりも縦に厚ければさすがに気になりますし,かといって横幅が短くなればバランスが悪く感じます。
水滴型のノッチもあるようですが,この度の「パンチ」同様,小さいからこそかえって気になってしまいます。…私の場合は。
そんな中,iPhoneにもパンチホールの噂です。しかも,例のBen Geskin氏が,ちょっとデザインやばめのコンセプト画像も投稿しているようです。
やはりビッグチェンジは2020年!
まずは大切な大前提を。
本サイトでは,以前から,
「2019年iPhoneはノッチ縮小のマイナーチェンジで,大きくデザインが変更されるのは2020年」
という説を有力視してきました。
前掲の記事はこれまでのこの考えと同様です。
恐らく2019年iPhoneは,以下のようになるでしょう。
問題はその後。
iPhoneもパンチホールを採用するという意見がここに来て急速に幅をきかせるようになってきています。
また,ギズモードさんの以下の記事では,パンチ穴1つにこれまでのFace ID用カメラとフロントカメラの2つを割り振るのは不可能だとして,
「Face IDを廃止して,TouchID内蔵ディスプレー搭載」
という予想もしています。
そう,問題なのは単なる「穴の形」ではなく,
「Face IDカメラ・フロントカメラと,Touch ID」の関係性
なのです!
「Face IDは生き残る」→Ben Geskin氏の画像が意味するもの
結論からいうと,昨日の記事にもあったように,iPhoneが目指すのは,
「Face ID+Touch ID」
であると考えます。
なぜならば,Android勢はFace IDを付加的なものとして捉え,その精度を上げようとしてはいませんが,iPhoneでは3dDepthカメラによってFace IDの精度を上げるなど「Face ID優先」の姿勢を崩していないためです。
ここで気になるのが,前述したギズモードさんの「1つのカメラでは不可能」という考えた。ギズモードさんは,
「だから,Face IDを廃止する」
としたのですが,その真逆をいく画像をBen Geskin氏が投稿しています。それがこちら。
なんと,横広がりにカメラレンズが2つ入った穴が空いています。すでに「パンチホール」にさえなっていませんね。
しかし,「Face ID用のDepthカメラ」と「通常のフロントカメラ」の2つを搭載するとなると,このような形状にしなければならないということなのでしょうか?
…でも,でも…
デザイン的には「非常に」微妙です。
美しさが皆無です。
これだったら通常のノッチの方が断然いいと感じるのは私だけですか?