iPhone16 Proで「ディスプレイ下埋込み型Face ID」の噂再び
iPhone14 Pro/ProMaxでは、ディスプレイ上部に横長のパンチホールが表示されるようになりました。
登場前までは「i型」とされていましたし、消灯時のiPhone14 Proのディスプレイを観察すると明らかに「i型」の切り取りがさせています。
恐らくは「インカメ」と「Face ID用カメラ・センサー」の二ツ穴でしょう。
個人的には、この横長パンチホールでは以前のノッチと大差なく、デザイン的にはどちらかというとノッチの方がすっきりしていると思えるくらいです。
なぜ「i型」のままの表示にしなかったのか?…と疑問にさえ思います。
ただ、Appleはこのi型のパンチホールをつなぎ合わせて表示させることで、「DynamicIsland」という新たな可能性を生み出しました。
まあ、それにしても、通常時は「i型表示」でよかった…と思います。
通常時の横長パンチホールはあまりにも見た目がよくありません。
iPhone15シリーズでは、「無印」にもDynamicIslandが採用され、いよいよ「ノッチ」とお別れすることになりそうです。
そうなると、いよいよ「その後」が気になりますが、以前に予想されていた通りのスケジュールで進みそう…という記事が来ています。
「16」でピンホール、「18」で完全フルスクリーン?
記事によると、
HowToiSolveが独占情報だとし、iPhone16 Proはパンチホールが50%小型化してDyamic Islandの表示領域が拡大、ポートレスモデルがテストされていると伝えた
ということです。
簡潔に言えば、「iPhone16 Pro」では、現在ディスプレイ上にホールとして残っている「Face IDカメラ・センサー」を「ディスプレイ下」に埋め込むことになる…ということです。
当然ディスプレイ上に残されるのは「フロントカメラ」用のホールだけとなり、その際には丸形の「ピンホール」のような形状になるかもしれません。
このようなディスプレイ上のホールの変化については、以前から話題になっており、以下のような記事を書いたこともありました。
今回の「2024年ピンホール説」は、正にこの際に紹介した情報と重なります。
だとすると、iPhoneにおける各種カメラ・センサーを埋め込むための施策は順調に進んでいる…と捉えていいかもしれません。
ちなみに、上の記事で紹介した資料がこちら。
2年刻みでの進化となります。
このままでいくと、iPhoneが完全フルスクリーンになるのが2026年、iPhone18 Proの世代になるのかもしれません。
その頃には「ポートレス化」もされているかもしれません。
折りたたみiPhone等、気になる部分でAppleからの新たな提案がかなり進んでいることでしょう。
ユーザーが受ける恩恵としての進化は劇的とは言えないのかもしれませんが、技術的には大きな壁を乗り越えていく今後数年となりそうです。