MacでiOS機能が使えるように!
Appleデバイスの今後の大きなテーマの1つが,MacOSとiOS間の連携です。
近い将来には,OS間の連携だけではなく,MacにもCPUとしてAチップが搭載されるということは,多方面から情報が流れてきています。
その大変革期を前に,アプリレベルでの壁をなくしていこうということで,Appleは6月のWWDCで,iOSアプリをMacアプリへと移行するための「SKD」と呼ばれる開発者キットを提供するといわれています。
この動きに伴い,時期MacOSでは,OSレベルでもiOSの様々な機能を使うことができるようになりそうです。
「Siriショートカット」「スクリーンタイム」がMacでも
この記事では,Macに導入される機能として,「Siriショートカット」と「スクリーンタイム」が紹介されています。
「Siriショートカット」に関しては,アプリの動作を統率する機能ですので,当然Macアプリ側が,iOS側由来のSiriショートカット機能と連動して動作する必要がありますので,単に「SiriショートカットをMacで使える」というだけではなく,連動させるMacアプリ側が,先ほどの「SKD」によって「Marzipan化」させている必要がありますね。
当然純正アプリが先陣を切ることになるのでしょうが,サードパーティー製アプリがこれに続いて対応することで,両OS間の連携が一気に進んでいくことになるでしょう。
Appleの「OS連携の意識」は相当に高い!
上記の記事以外にも,最近になって,
「iPadがMacのサブディスプレイとして利用できるようになる」
「Apple Watchでのユーザー認証範囲が拡大する」
など,Macを中心に,各デバイス・OS間をまたぐ機能の話題が増えてきています。
これ,相当にAppleの「デバイス・OS間連携」に対する意識は高そうです。
ということは…。
我々が考えているよりも早く,アプリのユニバーサル化,MacへのAチップの搭載時期が訪れるのかもしれません。
これはもう,ユーザーにとってはメリットしかないこと。
このような類いのことはどんどん推し進めて下さい,Appleさん!