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iPhoneのFace IDに使用しているセンサーがAndroidに流出する?〜iPhoneの絶対性が失われる危険性は?〜

数少ない絶対的優位性「Face ID」の技術が流出する?

 かつての「神話」は崩壊し,特に先進性の面で中華スマホ勢の後塵を拝するようになってしまってるiPhone。
 2018iPhoneの不人気ぶりと相まって,正に今,Appleは「考えどころ」に立たされています。

 そんな中,iPhoneの絶対的優位性として自信をもって言えるのが,「Aチップの性能」と「Face IDの安全性」でしょう。
 特に「Face ID」に関しては,iPhoneX以降,当然Android勢も追随してきたわけですが,「顔認証制度」においてはiPhoneの「圧勝」といえるようです。
 Android勢が,「指紋認証ディスプレイ」をこぞって採用し出しているのも,
「顔認証の精度・安全性が担保できないから」
というのが本当のところ。使い勝手に関しては問題点も多いiPhoneのFace IDですが,安全性という面では右に出るものがいない状況ですね。

 しかし…。
 そのiPhoneにFace IDのセンサーを提供している「AMS」が,今後Android勢にも同様のセンサー部品を供給するようだということを,9to5Macが伝えています。

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iPhoneの不調に業を煮やした?

 記事によると,2018iPhoneの不人気とともに,「AMS」の業績も悪化を遂げ,AMS事態もその原因をiPhoneの売上げ不振であると認識しているようです。
 それをうけ,AMS側が,
「2019後半は,大きな業績回復が見込める」
としているのですが,その要因がHUAWEI,XiaomiなどのAndroid中華スマホ勢へのセンサー供給だというのです。
 iPhoneの不振に業を煮やしたというところでしょうか?

 これまではiPhoneに特化していたAMSの技術の中華勢への流出…。何か嫌な予感しかしないんですけど…。

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 たしかに,センサーは供給できるのですが,それを活用するためのソフト的な面はAppleの技術である訳です。ですから,一朝一夕には行かない部分も多々あるとは考えますが,中華勢の「コピー力」「応用力」を考えると,数年先にはiPhoneのFace IDを凌駕するようなシステムを構築しても,何ら不思議ではありません。

 

「信頼性」というAppleブランドの再構築は?

 昨年来,Appleは「指紋認証内蔵ディスプレー」の特許を数多く提出しています。
 その内容も,超音波を利用して「ディスプレイのどこに指を当てても認証する」など,これまでのシステムの弱点を潰そうとするものが殆どです。

 現在のAndroid勢のいわゆる「汎用」タイプではなく,Face IDのような「絶対性」を持ったシステムを構築し,現行のFace IDと併用する,
強固な「ハイブリッド認証システム」
の構築ができれば,「認証」「安全性」という,Appleが最も重要視する分野において,不動の地位を占めることができるかもしれません。

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