Apple Watchでできること…増えると便利ですよね
やはり手元で操作できることが増えれば,それに越したことはないわけです。
Apple Watchの話…。
Apple Watchを装着しているとMacのスリープ時のロックを自動で解除してくれるようになり,とても重宝しています。
それまではiMac等ではパスワードを打ち込む必要がありましたし,TouchBarモデルのMacBookでも,Touch IDによる指紋認証が必要でした。
それを「ユーザー側としては何をしなくても」解除してくれるのですから,これ以上の簡略化はありません。
特にApple Watchは最も身近で頻繁にユーザーに寄り添うデバイスですので,その有効性,有益性が非常に大きいといえます。
そんなApple Watch。
WatchOS6とMacOS Catalinaとの組み合わせで,より便利な活用方法が増えそうです!
「パスワード解除」をWatchで
記事で紹介されている新たな機能とは,
「Watchによる,パスワードの自動入力やアプリのロック解除」
です。
Safari使用時のパスワード入力について,現在のTouchBar付きのMacBookやAirであれば,Touch IDを活用してキーボード入力は不要になっています。
これ,非常に便利。
通常のキーボード入力と違って,「認証するかどうか」については一瞬頭で考えますので,指をTouchBarまで運ぶことが「マイナス」には感じません。このタイムラグがいい緩衝材になっている印象です。
しかし,当然iMacではこの操作方法はできませんので,キーチェーンを認証するためにマウスでのクリック等が必須となります。
うまくキーチェーンが働かないときはキーボードでの再入力が必要だったり…。
この「パスワード自動入力」を,「WatchOS6+MacOS Catalina」で引き受けてもらえるということであれば,ありがたいことです。
実際の使用方法としては,「認証画面」が立ち上がった後に,
「サイドボタンをダブルクリック」
するのだそうです。
Apple Payで支払うためにカードを呼び出す手順ですね。
同様に,メモアプリなどのロック解除も行えるようになるとのことです。
「ダブルクリック」が面倒! 解決策2点を提案
ありがたいにはありがたいのですが…。
私,「サイドボタンをダブルクリック」という行程が「面倒だ」と感じてしまいました。
スリープ解除では,全く何もしなくてよかった訳です。
それが「サイドボタンのダブルクリック」とは,これいかに?
「パスワード」という個人情報を扱う行程ゆえ,
「端末を腕に装着している」
という条件だけではセキュリティー面で足りなかったということなのでしょうね…きっと。
しかし,これではせっかくのWatchのよさが削がれてしまっています。
そこで,解決策を2点を提案します。
①サイドボタンをTouchI Dに!
これ,昨年度来から噂されている「サイドボタンがTouch IDになる」ということが実現すれば,一気に解決すると思うんですけどね…。
Watchに「認証画面」が出たら,Touch IDサイドボタンに指の腹をあてがうだけ…。
「Watchのサイドボタンをダブルクリック」という非常にやりづらい動きに比べたら,飛躍的に楽になりますね。
②MacにFace IDカメラを!
または,MacのカメラにFace IDを搭載し,iPhoneのように顔認証してくれたら万全です。これだったらWatchに認証機能を委ねなくてもよくなり,根本的な解決になりますね。
iPhoneと違って,Macは画面と対峙して使用しますので,顔の「角度問題」で認証しないということも無くなるでしょう。
何気にFace IDのシステムに最もマッチするのは,Macだと私は考えます。
皆さんは使います? Watchのダブルクリック?
私だったら「マウスでクリック」を選択してしまうかも…。