Macのリマインダーが使えない…
いや〜,結構衝撃的でした。
Appleデバイスの利点は,iCloudによってMac,iPhone,iPad間でシームレスにデータを連係できることです。一度味わったら抜け出せない禁断の果実ですね。Appleだけに…。
しかし,今回iPhone11Proを購入して,意外なことが起こりました。
iPhone11Proでは正常に機能している「リマインダーアプリ」が,Mac,iPadで使用できなくなっているのです。
調べてみると意外な結果が…。
時限的ではありますが,これ,Appleのよさを自ら放棄する行為では?
また,このような仕様にするのであれば,もっと広く,積極的に伝えるべきだと感じました。
Appleさん,これはダメですよ!
障害の鍵は「OS」の大規模なアップデート
具体的な様子をお伝えすると,Mac,iPadのリマインダーアプリを開くと,以下のようなったということです。上からMac,iPad。
見ての通りに同じ表示がされ,肝心のリスト表示がされず,もちろん新規の登録もできない状態です。
実はこれ,iPhone11Pro側でリマインダーアプリのアップグレードをしたことで(というかiPhone11Pro購入時にはiOS13.0がプリインストールされていましたので避けようがないのですが…),まだ最新のMacOS Catalina,iPadOSが公開されていないMac,iPadのリマインダーとの互換性がなくなってしまったということです。
要は,MacOS Catalina,iPadOSの更新をしないと,Mac,iPadではリマインダーアプリを使用できないということ。
皆さん,こうなることを事前に知っていましたか?
知っていたにせよ,iPhone11Proを新たに導入すると,必然的なこのような状態になってしまうのですが…。(Web上のiCloudでは正常に動作します…が,わざわざそんなことをする人いますか?)
これはいけません。
幸い私は,リマインダーはiPhoneでの使用が主ですので,やりくりできますが,Macメインでリマインダーを利用するユーザーも多いはず。
とにかく「周知できていない」ということが最悪です。
OS公開の繰り上げ理由がこれ?
このような状態になって腑に落ちたことがあります。
それは,iPadOSの公開が,予定よりも1週間早まったという情報です。
もちろん,iOS13.0のバグ修正という意味もあるでしょうが,それにしてもApple関連の発表が「前倒しになる」ということは聞いたことがありません。
余程致命的なバグが発見されたか,やはり標準アプリであるリマインダーが正常に機能しないことを嫌ったのではないか…と勘ぐってしまいます。
残念なのは,MacOS Catalinaの配信が10月から変わっていないこと。
こちらは,Marzipan化の動き,iPadと連携したSidecarなど,これまでにないOS連携の動きの中で,近年まれに見るビッグチェンジですので,慎重なっているのかもしれません。
それにしても,思いついたことをMacからリマインド登録することも度々あったため,手元にあるデバイスで入力できないのは,ちょっと不便ですね。
まあ,それだけApple機器の「連携」という罠にどっぷりとはまっているということなのですが…。