HUAWEI「Mate 30 Pro」,ついに姿を現す!
ついに発表されました。
HUAWEIの「Mate 30 Pro」。
HUAWEIのフラッグシップ端末ということで,昨年度も「iPhoneXS」と「Mate 20 Pro」とのガチンコ勝負が話題となりましたね。
当然今年も「話題」となっています。
1つは真っ当にその性能面で。
もうひとつはGoogle系のソフトウェア問題について…。
真っ当な性能に関しては…
まずは真っ当な性能に関して。
ギズモードの記者は「ぶっ壊れ気味」の高性能と称えています。
細かな点は上記記事に委ねますが,大まかなところを拾ってみると,
・新チップ「Kirin990」搭載
・もちろん5G対応
・(意外なことに)立派なノッチあり
・ノッチ内にジェスチャーセンサー,3D深度カメラ,アンビエントライト&近接センサー,セルフィーカメラを搭載
・4500mAhの大容量バッテリー搭載
・有線40W,無線27Wの充電
・LEICA製3眼レンズで40MPの解像度,光学3倍・デジタル30倍ズーム(センサーレンズを入れると4眼)
・40MPレンズには2タイプのセンサー搭載(3:2と4:3)
・ISO409600まで対応
・動画も充実,7680fpsでウルトラスローモーション撮影可…
と,そのスペックに頭がおかしくなりそうです。
iPhone11Proもカメラをがんばりましたが,やはり「Mate 30 Pro」には太刀打ちできそうもありませんね。
デジタル一眼を利用している身としては,「3:2」の40MP解像度センサーには本当に惹かれます。LEICAのレンズを搭載しているだけあって,カメラオタクの心のくすぐり方を知ってますね。
iPhone11Proが自信をもって望めるのは「A13Bionic」だけではないでしょうか?
当然ディスプレイ内蔵の指紋認証システムも搭載しているでしょうし,こと「先進性」からいえば,もはやAppleは足下にも及ばなくなってしまいましたね。
これは素直に認めなければならないでしょう。
しかし…。
それでもiPhoneを使う理由は,Aチップの絶対的性能,トータルとしての安定した品質・性能に置いて絶対的に信頼できるから。
そして,何を置いても,「Appleデバイス間の連携」があまりにも便利で心地いいからです。
MacやiPadに興味がない人であれば,「Mate 30 Pro」一択なのでしょうね,本来であれば…。
Googleアプリを使用できなければただの文鎮…
そう,「本来であれば…」です。
米中の経済的な対立の中で,HUAWEIの端末にはGoogleのアプリがインストールできません。
この記事によれば,AndroidOS自体はインストールでき,何と「Google Play」経由でのアプリインはトールも問題なくできるようです。
しかし…。
アプリを起動させると,即シャットダウンする物が多いとか…。
結局,アプリが動作する段階でGoogleとのアクセスも必須なわけで,肝心のこの部分が規制にかかっているようなのです。
残念!
どんなにハイスペックでの,アプリが動作しないのであれば「ただの文鎮」です。
HUAWEIは独自のOSを発表していますが,現時点ではその高性能を生かして動作したり,有益なアプリを活用したりできないことは明白。
今後はどのようになっていくんでしょうかね?
あくまでも独自OSを発展させ,中華圏,アジア圏での販路拡大に主眼を置くのか?
それとも米国との和解を待ち,Googleに寄り添う従来の道への回帰を狙うのか?
もし自分がHUAWEIを利用している立場であれば,この現状に発狂してしまいそうです。
どうなる,HUAWEI?
どうする,トランプ?