ノッチとどう付き合っているのだろう?
性能面においては、
「一般のユーザーが使うのであれば、すでにスペックオーバー」
という認知がなされ、ほぼ良好なスタートを切ったMacBookPro14/16インチ。
今後、iMac27インチ後継機等のデスクトップ機のハイエンドグレードにおいて、
「ノート型搭載チップで本当に大丈夫なのか?」
という心配はありますが、このあたり、Appleがどのように考えて機種構成をしてくるのか、注目していきたいところです。
さて…。
MiniLEDディスプレイを搭載し、その描写性の評価も非常に高いMacBookPro14/16インチですが、単純に非常に気になる点があります。
そう、「ノッチ」です。
フルモデルチェンジと見られている今回の改訂で、わざわざこれまででは考えられなかった「ノッチ」をMacに搭載してきたということは、今後のMacBook系には同様のノッチが付いてくる…と考えるのが普通です。
これ、皆さんはどのように考えているのでしょうか?
先代の「TouchBar」は、当初からものすごいバッシングを受けましたが、結局は5年のモデルサイクルを真っ当した形となりました。さて、ノッチは…?
そんな中。
そのノッチを目立たなくするアプリが登場しました。
この動き、今後も加速するような気がします。
Macのノッチはきつい…
この記事では、通常使用時にフルスクリーン時と同じようにメニューバーを黒く塗りつぶすことができるアプリ「TopNotch」を紹介しています。
このアプリで機能ONにすると、ノッチ部以外のメニューバーが全て黒塗り状態になるようですね。
表示の状態を見ると、通常時でも「フルスクリーン」のような状態に変更してくれる…ということのようです。
これでいいです!
というか、最初からこれで良かったのではないでしょうか?
Appleとすれば、少しでも画面の大きさを強調したかったのでしょうが、いやいや、Macでノッチはないでしょう!
個人的には、Macを使用するケースとしては、ゆっくり落ち着いて…という場合や、しっかり集中して…という状況が殆どです。どちらにしてもディスプレイに向かって長時間正対することが多くなります。
iPhoneでは気にならず、むしろ好意的に捉えていたノッチですが、それはiPhoneの使用用途として、短時間かつカジュアルな使い方であることが殆ど…ということに起因しているのでしょう。
集中して作業してるときに、ちらちらと目に入るノッチ…。
実際に使っているわけではありませんか、想像しただけで「なし」です。こればかりは慣れることができない予感がします。
そんなときに今回の「TopNotch」。
大変重宝するのでは?
今後のAppleの立ち位置は?
気になるのは、今後のAppleの立ち位置です。
とは言っても、恐らくMacBook系は、次のフルモデルチェンジまでノッチありで行くことになるでしょう。
問題はiMacや今後登場すると噂されている純正ディスプレイです。
特に純正ディスプレイに関しては、長期間の付き合いとなる代物ですので、影響は大きいかと…。
私は現在、Pro Display XDRを使用しております。
Pro Display XDRには内蔵のカメラが付いていませんので、外付けのカメラを購入したわけですが、私の用途としてはさほど内蔵カメラを使いませんので、普段はディスプレイの裏側に貼り付けて見えない状態にしてあります(マグネットで固定するタイプですので)。
その分画面に関しては、ベゼルが非常に薄く、実際の表示に関しても何のストレスも無い描写が楽しめます。
このPro Display XDRにもしノッチがあったら…と考えると、身の毛がよだちます。
純正ディスプレイには、薄くなったベゼルにカメラを収納するだけの技術を確立してもらいたいものです。