SamsungがOLED搭載「Studio Display」用パネル生産？
しばらくの間、Apple純正のMac用ディスプレイが存在しない時代が続き、LGがその肩代わりをしていた…ということになっていました。
しかし、私もMacBook Proを使用していた時代にディスプレイとの相性問題に苦しんだように、どうもMacはディスプレイを選ぶ傾向があるような気がします。
M1搭載Mac miniでも、この手の問題が発生していましたね。
だからこそ、今年「Apple Studio Display」が登場したことは、非常に喜ばしいことだと感じています。
27インチのiMacという選択を今はすることができないのは残念ですが、Mac mini、Mac Studioとの組み合わせで、純粋なデスクトップMacが出来上がるわけですので。
もちろん、Mac Book系との相性に関しても、「純正」という信頼感大きいです。
「Mac」という、汎用性に背を向けたような立ち位置であるからこそ、その意義がますます大きくなりますね。
そして…。
現行の「Studio Display」の「次」の話題が来ています。
OLEDになる？
追加か？ 一新か？ Pro Display XDRは？
記事によると、
韓国メディアThe Elecが、Samsung DisplayはAppleの外部モニターへの供給を目指し、量子ドット（QD：Quantum Dot）-有機EL（OLED）ディスプレイパネルの生産拡大を検討していると報じた
ということです。
「27インチサイズのOLEDディスプレイ」ということで、Apple Studio Display用だと考えられているようですね。
そうなると、また色々と懸念点、疑問点が浮かんできます。
〇現行の液晶モデルでさえ20万円超え。価格が心配。
〇サイズは27インチ？ 大型化は考えてないの？
〇噂されている32インチPro Display XDRとの関係性は？
といったところ…。
まずもって、価格に関しては、おいそれとは手を出しづらいものになりそうですよね。
現行モデルでさえ、購入するのはよっぽどのApple信者か、私のように他メーカーとの相性問題を懸念する物好き？
さすがに高すぎるんですよね…。
もう少しお安くしてくれたら、結構な勢いで売れると思うのですが…。
サイズに関しては、やはり27インチをひとつのデフォルトとしているのでしょうか？
ただ、今となっては「27インチ」というサイズ感は特段「大型」という印象を持てなくなってきています。
そして、一旦大型のディスプレイを使ってしまうと、元には戻れなくなる…というのが常識。
32インチをできるだけ低価格で…という視点で行ってもいいのでは？
Pro Display XDRは、miniLEDで来るのでしょうか？
MacBook ProやiPadにしても、「2024年OLED化」という説が非常に強まってきている印象を受けますので、そろそろAppleには、今後のディスプレイの方向性をしっかりと示してもらいたいものです。
どうも、Pro Display XDRに関してはminiLEDという話が多く聞こえてきますので、OLEDディスプレイとの区分けの考え方、また、フラッグシップと普及帯モデルとのヒエラルキーの在り方等について、Appleに聞いてみたいものです。
今後の「大型」の標準は「32インチ」になっていくのでは？
「大型」ディスプレイ…という考えも、次第に移り変わっているように感じます。
一昔前だったら「27インチ」と言えばかなり大きいイメージでしたが、現在ではそのサイズ感が「32インチ」へと移行しているように感じます。
Appleにこだわらなければ、「32インチ液晶ディスプレイ」には非常にコスパに優れたモデルが乱立している状態です。
私自身、現行Pro Display XDRを使用していて、その描写性は置いておいても、
「32型を味わってしまっては27インチには戻れない…」
と強く感じております。
2〜3年後のディスプレイ事情、一体どのように変わっているのか楽しみですね。
