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Appleは「バタフライ式キーボード」を諦めていない?〜大義名分を明らかにせよ!〜

バタフライ式の復活はあるのか?

 先日の「MacBookPro13インチ」の改訂によって,現行MacBook系から「バタフライ式キーボード」の存在が消滅しました。

 Appleの対応ぶりからは,「慌てて」バタフライ式を一掃した…という印象が残ります。

 バタフライ式キーボードは,その構造的な問題から,埃やゴミが侵入しやすく,キーの反応が悪くなる事例が多数報告されたことは周知の事実であり,Appleとしてもその事実を認め,対象機種を「無償修理プログラム」で保障したり,機種改変ごとにキーボードの内部構造のリフレッシュに努めたりして対応してきました。

 しかし,根本的な改善には至らず,従来の「シザー式キーボード」への全面移行を足早に行ったことで,
「もはや今後のMacBook系はシザー式で行くのだろう…」
と考えていたのですが,以外な情報が流れています。

 Appleは,バタフライ式を諦めていない?

 

Appleの執念は結実するのか?

 記事によると,

L0vetodream氏の新たなツイートによれば,Appleはバタフライ式キーボードを諦めておらず,構造を改良しようと試みているとのこと。その問題が解決すれば,将来的に再び戻ってくるかもしれないと述べられている

とのこと。

 私はこの記事を読んで,「AirPower」の件が頭を過ぎりました。
 多重コイルの発熱やApple Watchへの給電の面で問題を抱え,リリース間際になって一転,開発の取りやめが発表となったAirPower。

 しかし,最近になって,AppleがQi充電器の発表を計画しているという噂が立ち上がりました。 

 その内容も,「熱管理のためにA11チップを搭載する」という非常に理に適ったもので,もしAirPowerが登場したなら,私は購入することになると思います。

 この件で,
「Appleって,意外に執念深いんだな…」
ということを感じました。
 AirPowerの件は,Appleからすれば非常に屈辱的な「失敗」だったはず。そこで諦めることなく,「製品化までこぎ着けようとする執念」は,Appleの企業としての理念を示しているように感じます。

 とすれば…。
 今回のバタフライ式キーボードに関しても,Appleが同様の考えを持っていてもなんら不自然ではありません。

 

「薄さ」以外のよさをアピールせよ!

 私が初めてバタフライ式キーボードを体感したのは,MacBook Pro13インチ(Late2016)で,システムをWindowsから完全移行したときでした。

 それ以前のMacBookに搭載された「第1世代」バタフライ式キーボードは,単に「薄いだけ」で,打鍵感もチープ,底打ち感も強く,生理的に許容できないほどでした。

 しかし,第2世代はストロークの質感が飛躍的に向上し,キーを押した際のブレもなく,タイピングをするのがとても楽しくなるキーボードでした。 キーが「吸い付くような」感覚だったんですよぇ〜。

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 その後もバタフライ式キーボードは改良されていくのですが,こと打鍵感ということに関しては,この第2世代が最強だと,今も思っています。

 私は,バタフライ式キーボードの復活に当たっては,従来の埃やゴミの侵入を防ぐ方策を打ち出すのはもちろん,Appleが,この「打鍵感」や「打鍵時の安定性」等の実質的なバタフライ式のよさをアピールしていくことが必要不可欠だと考えます。

 すでにユーザーの間には,「バタフライ式キーボード = 悪」という印象が強く植え付けられているはず。まずはその意識を消してしまわないことには,バタフライ式の復活はありえないでしょう。

 そのためには…。
 「復活」の際には,万全な「埃,ゴミ対策」が欠かせません。
 全てはその大前提の上で,Appleが「バタフライ式キーボードを復活させるための確固たる理由」を説明することが必要です。
 果たしてAppleは,そこまでの覚悟を決めてバタフライ式の復活を考えているのか…?
 その「本気度」が問題ですね。

 私はシザー式のありきたりの打鍵感よりも,バタフライ式の独特の感覚が好みですが…。
 さて,今後どのように動いていくのでしょう。Appleのキーボード情報からも目が離せなくなってきました。

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