SatechiがコンパクトサイズのBluetooth接続Mac用キーボード発表！〜何かと話題の「キーボード」，今だから注目を〜

Satechiが新キーボードを発表！

　今，Macに関するキーボードが注目されています。
　もちろん「MacBookPro16インチ」に搭載されたシザー式の「Magic Keyboard」がその主たる要因です。当然今後発売されるMacBook系は全てこの「Magic Keyboard」へと置き換えられていくことでしょう。

　さて，そんな中，Satechiが新しいキーボードを発表したことを9to5Macが報じています。個人的にはこれまであまり意識をしなかったSatechiのキーボードですが，折りが折りだけに，少し気になります。

https://ww.9to5mac.com/2019/11/25/satechi-compact-full-bluetooth-keyboard-backlit-usb-c/

コスパよく高級感もあるようだが…

　今回新たに発表されたキーボードは，「Compact Backlit Bluetooth Keyboard 」。文字キーはフルピッチを確保し，テンキーも搭載しながらも，矢印キー等の配置を工夫することで，横幅を５㎝程度短くしたモデルとなっているようです。

　これまでも下の写真のようなフルサイズのキーボードを発売するなど，意欲的にMacの互換デバイスを発表してきたSatechiですが，今回の製品はMacの他，iPadやiPhoneでの使用も意識したモデルと言えそうです。

　価格設定も８０ドルほどと，Apple純正のMagic Keyboardよりもかなりお安い上に，過去の製品のレビューを見ると，これらのSatechi製Keyboardは高級感もあり，コスパはかなり高いと評されているようですね。

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　お値段と筐体の高級感，更に最も大切な打鍵感を考えると，Apple純正のMagic Keyboardはお世辞にも手放しでお薦めできるものではありません。

　しかし，だからといって今回のSatechi製に移行できるか…となるとそれも難しいのです。レビュー等からの状況から判断するその理由は…

 

　まず第一にキー配列Magic Keyboardと異なる点が気になります。
　何故Satechiはあえて純正とキー配置を換えてきたのでしょうかね？ Magic Keyboardからの移行を考えるのであれば，キー配置はそのままの方が好ましいと当然私なんかは考えるのですが？

 

　２点目は，「Magic Keyboardよりもキーストロークが深い」というレビューが多いこと。
　Magic Keyboardは，打鍵感は高級感もしっとり感もないカサカサしたものですが，ストロークの浅さもあり，入力スピードはダントツで速いと感じています。私なんかは，一時「RealForce for Mac」に移行したものの，どうあがいてもスピードでは追いつけないことを悟り，結局Magic Keyboardに里帰りした経験があるくらいです。シルキーな打鍵感はRealForceが好ましいのですが，ストロークの深さがどうしても邪魔してしまいます。

　この他にも，キータッチしてから画面に入力されるまでに若干の遅れが認められる…などという純正との「差」も散見されました。
　キーボードに関しては，納得できる物があればすぐにでも移行してもいいと考えてはいるのですが，Magic Keyboardの「薄さ」と「入力スピード」との関わりを凌駕するものを期待するのは難しいのでしょうか…？

 

Apple純正に期待も…

　本当であれば，Appleの「Magic Keyboard3」に期待したいわけです。「Apple」というブランドにふさわしい「上質」な打鍵感を備えたキーボード。多少お高くても買いますよ！

　しかし，これまで本ブログでも懸念しているように，MacBookPro16インチが現行のMagic Keyboardと酷似したキーボードを搭載してしまったことで，Appleが現行のMagic Keyboardの路線をここしばらくの間は継承していくことが決定的になってしまったと考えます。

　Appleが無理ならば…。どこか発売してくれませんかねぇ…。
　MacBook Pro（Late2016）のような指にまとわりつくような艶やかさを感じされてくれるキーボード…。