将来のMacBookは、キーボードが取り外せる?
MacBookPro14/16インチの登場が近いと言われています。
最近のMacに関しては、「Apple Silicon化」に関することが話題の中心になっており、「新しい時代の始まり」を予感させますね。
しかし、我々ユーザーも、「その後」に期待してしまいますし、当然Appleも常に先を見通して、各種特許の申請を続けているようです。
そして、先日非常に興味深い特許が申請されました。
将来のMacBookは、キーボードが取り外せる?
バタフライ式キーボードも復活か?
記事によると、
Appleが現地時間2021年8月12日、米国特許商標庁(USPTO)において、着脱式キーボードに関する特許を取得した
ということです。
この特許、まずもってそのキーボードの構造が非常におもしろいものになっています。
以下「FIG.26」の図の、黄色い部分が柔らかい布素材になっており、その布で覆われた内部がバタフライ構造になっているというのです。
つまり、通常の独立したキートップをもつキーボードではなく、内部に埋め込まれたキー構造部分の全体を布で覆ってしまおう…ということ。
取り外しを考慮に入れた場合、これまでのようなプラスチックのキートップでは、本体を閉じた際にディスプレイに当たって傷を付けてしまう…ということなのでしょうか?
また、恐らくは「薄さ」を出すためだと思われますが、現在では一掃されてしまった「バタフライ構造」のキーボードになっているようですね。
異物混入問題等によって短命に終わってしまったAppleのバタフライ式キーボードですが、その開発は未だ続けられていると噂されていました。
このような形での「復活」があるのでしょうか?
そして、「着脱式」ということで、「FIG.31」のように取り外した使用を想定に入れていることが分かります。
これ、キーボードを取り外した底の部分には、何があるのでしょうか?
当然ながら、その下にもディスプレイが埋め込まれており、「Microsoft Surface Neo」のようなデュアルディスプレイでの活用まで想像してしまいます。
デスクトップ環境だけでなく、ノートタイプでもこのような形でデュアルディスプレイが楽しめるようになれば、作業効率も上がりそうです。
夢がありますね!
キーボードをTrackPadのように?
更に、今回の記事には、以下のような画像も…。
これ、キーボード全域を広いTrackPadのように利用するアイデアのようです。
先述したように、キーボードの表面が布のような素材で覆われているということは、現在のような凹凸がなくなるということになります。
その形状を利用することで、キーボード表面を1つの入力デバイスとして活用できるようになるのかもしれませんね。
これ、Apple Pencilが利用できるようになると、これはもう完璧な存在になるのでは?
10年後には、こんなMacBookが主流になっていたら楽しそうです。