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DALI「Minuet SE」で幸せになりたい!【Part3】〜「Minuet SE + UD-505 + AX-505 + Mac Pro」取って出しの音質編〜

f:id:es60:20210227135258p:plain運命の時… 音質やいかに?

 「Minuet SE + UD-505 + AX-505 + Mac Pro」で幸せになりたい…というテーマで,レビューを続けております。

 これまでは,ヘッドホンからスピーカーへと選択肢を変更した経緯と,新規に購入したスピーカー,プリメインアンプの紹介およびセッティングに関してお伝えしてきました。  

 今回はいよいよ肝心要の「音質」です。

 これまで使用してきたYAMAHA「NX-N500」は,USB-DAC,アンプを内蔵した「ネットワークパワードスピーカー」という位置付けでした。つまり,「全部入り」の環境です。
 解像度は非常に高く,高音寄りの美音を奏でるスピーカーで,ある程度満足していたのですが,じっくり聴き込む上での「主力」になり得なかったのです。その「理由」が今回「Minuet SE」を導入して分かったのですが,それについては後述します。

 さあ,「価格なり」の高音質と出会えたのでしょうか?

 

明らかに違う! 「鑑賞」に堪えうる極上の音

 まずもって,本当の意味での「取って出し」の音は,ちょっとだけ「低−中−高」の繋がりの不自然さを感じたのですが,ほんの数時間ならしただけでかなり印象が変わってきました。
 ここで紹介するのは,10時間程度試し聴きをした後の印象ということになります。

 最初に言いたいのは,
「"Minuet SE"と"NX-N500"とでは格が違う!」
ということです。これはもう一聴で分かる明確な違いと断言できます。

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 私がこれまで「NX-N500」を音楽鑑賞目的での「主力」として考えられなかった理由は,その「平面的な音」だということが,「Minuet SE」を聴いてはっきりしました。
 「NX-N500」は,解像度は高いものの,全ての音が横一線に並び,平面的に迫ってくるような印象です。ですから,聴いていてどうも落ち着かないというか,「自然な音楽を聴いている」という感覚を得ることができなかったのです。
 PCオーディオにおける小型スピーカーとして,これまで比較対象がなかったために明確な判断が付かなかったのですが,今回「Minuet SE」を聴いてはっきりしました。

 対する「Minuet SE」は,とにかくこの「音場」の表現が見事です。

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 イヤホン・ヘッドホンのような不自然な左右の広がりはありませんが,横方向の広がりも十分。しかし,特筆すべきは縦方向の「奥行き感」です。ボーカル,様々な楽器の縦方向の重なりが実に自然に折り重なって表現できているため,音に豊かな立体感が生まれます。
 当然,聴いている側が音楽に没頭できる,「自然な音楽環境」を作り出してくれるのです。

 ヘッドホン・イヤホンでの鬼門である,「低−中−高」の音のバランスも何の問題もありません。ヘッドホン・イヤホンでは機種ごとの個性の振り幅が大きく,イコライザーをいじることが必須なのですが,スピーカーはこの部分では安心ですね。
 しかも「Minuet SE」は,そのバランスが非常に良好だと感じました。

 レビューを見ると,「低音が弱い」という評価が目立ちましたが,いやいやどうして,このコンパクトな筐体でよくここまで鳴らすな…と感心するほどの良質な低音ですよ。
 量的には物足りなく感じる方もいるかもしれませんが,バランス重視の私からすると,ベストバランスと感じるもの。深く沈み込んだベースやドラムスの音もしっかりと再現しますし,切れもいいです。ボワ付くことが全くなく,変に中音域にかぶることもありません。
 「艶があるのにキレがある」という,夢のような低音です。

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 中・高音の解像度もバリ高で,女性ボーカルなどは心が震えるくらいです。現状,やや高音のきつさが残っていますが,恐らくエージングで改善するのでは…と思える程度。
 前述したように,奥行き感がある立体的な音であることに加え,分離感も際立っているため,一つ一つの音の要素がしっかりと聴き取れますし,同時にそれらがバラバラになるのではなく,うまく調和されて耳に届きます。

 解像度の高い現代的な音質なのですが,決して無機質なものではなく,良質な低音に支えられての艶感まで感じられる…。
 正に「鑑賞に堪えうる」PCオーディオの構成ができたと,納得することができました。

 

主役は「Minuet SE」だが…

 今回の「Minuet SE + UD-505 + AX-505 + Mac Pro」という構成の中で,その影響力が最も大きいのは「Minuet SE」であることは確かでしょう。

 しかし,「UD-505・AX-505」という,土台を支えるデバイスが「Minuet SE」のよさを引き出してくれていることも事実でしょう。

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 当方,比較の対象がないので,USB DACとプリメインアンプがどの程度の影響を与えるのかについては調べる余地がないのですが,下手なものを選択してモヤモヤすることを最もされたかったので,結果としては正解だったのかな…と自分で自分を納得させているところです。

 さて,今回のシステムを試して行くに当たり,このPCオーディオで利用するサブスクを「Amazon Music HD」に変更しました。現在1ヶ月のお試し期間中ですが,恐らく継続利用することになります。
 Apple Musicの処遇は迷うところです。iPhone経由では絶対にこちらの方が利用しやすいので…。

 次回は,私のシステム上での「Amazon Music HD」と「Apple Music」との音質の違いについて書かせていただきます。