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MacBook Pro14/16インチの「吊し最小構成と最大構成」では、どれくらいの性能差がある?

MacBook Pro 「吊し最小構成と最大構成」の性能差は?

「M1 Proで十分だ!」
「いやいや、やはりM1 Maxのメリットも大きい」

 MacBookPro14/16インチに搭載された「M1 Pro」「M1 Max」の高性能ぶりが驚きをもって捕らえられている中で、そのチップ性能に関しては様々な見解があるようです。 

 元来、特にグラフィック性能が要求される「ゲーム」という視点においては、Macユーザーは目をつぶっているでしょうから、Windows機のような超ハイスペックなグラフィック性能は求めないにしても、動画・写真編集におけるグラフィック性能にはシビアな目を向けているユーザーが多いのではないでしょうか?

 本ブログでも、「M1 Pro」「M1 Max」の見方・考え方に関する記事を何度も紹介してきました。

 そんな中、新たに、「Apple Storeの吊しモデル」という観点で、最小構成と最大構成にしたMacBookPro14/16インチの性能差を検証した記事が来ています。
 なかなかお目にかかれない検証ですね。

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やはり「Pro」の健闘が光るものの…

 記事によると、

新しいMacBook Proには、ディスプレイサイズからM1 Pro/Max、RAM容量にいたるまで、仕様が異なる構成がいくつか用意されているが、その最小構成と最大構成でどれくらい性能が違うのか、実アプリで比較した動画をMacRumorが公開した

ということです。

 その構成とは…。

☆最小構成: 14インチディスプレイ、8コアCPU、14コアGPU、16GB RAM、512GB SSD、239,800円
☆最大構成: 16インチディスプレイ、10コアCPU、32コアGPU、32GB RAM、1TB SSD、419,800円

 実際の結果はというと…。

〇Final Cut Proでの動画書き出しテストでは、6分間の4Kビデオを最大構成のMacBook Proが1分49秒で書き出したのに対し、最小構成のものは2分55秒要した

〇Blenderのテストでは、最大構成のものは8分23秒で処理したのに対し、最小構成のものは10分58秒かかった

〇Final Cut Pro、Lightroom、Chrome、Safari、Musicなど、動画編集で使用する可能性のある一連のアプリを開いてメモリ容量が性能に与える影響も検証された。これらのアプリを同時に開いたところ、最小構成の16GB RAMであってもメモリ不足による性能低下が見られなかった

〇ストレージの性能に関しても、128GBのファイルを外付けSSDから内蔵SSDに転送するのに要した時間は同等だった

 さて、この結果をどう見るかですね。

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 まずもって今回のような作業では、メモリ量は16GBでも遜色ないようにも感じます。しかし、いざというときに固まられてしまうのは困りますので、余力があるのであれば多いに越したことはないのがメモリ量です。

 また、チップ性能に関しては、やはりそれなりの差がはっきりと出ていますね。
 この差が気にならないユーザーであれば、結局はメモリ量も「16GBでいい」と感じるでしょうから、この「数分の差」をどのように捉えるか…が鍵となりそうです。

 一つ一つの作業であれば「数分」ですが、これが積み重なるとすれば甚大な差になり得ます。
 また、チップ性能によって感じるであろうアプリ操作中の挙動の差は、常にユーザーが感じていくことになる事柄ですので、
「Maxだったら、ここでもっと早く動くはずなのに…」
と少しでも感じる可能性があるのであれば、やはりMaxを選んだ方がいいでしょう。

 

ユーザーの考え方で全て決まる

 当然のことと言えば当然なのですが、
「ユーザーの考え方で全てが決まる」
ということです。

 私なんかは、正に「もし〇〇だったら…」と考えてしまう側の典型ですので、絶対にモリモリを選択すべき人間です。
 しかし、PCに多くを求めない…という考え方であれば、「Proの最小構成」という選択肢が俄然魅力的に映ることになるでしょう。

 まあ…。
 「最小構成」が魅力的に映る人が、そもそもMacを選択するのか?…という疑問は残りますが。

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