相も変わらず 日本人はiPhoneが好き!
これまでも、日本人のiPhone好きは報じられてきました。
世界的に見れば、安価で高性能な中華製Android機やGalaxyの人気が強まり、シェアベースで見ればiPhoneがじりじりと追い込まれつつある…という見方もできます。HUAWEIがらみの一連の出来事でiPhoneシェアが一時的に向上した面もあるかもしれませんが、今後も「数の論理」では適わないことが多くなるでしょう。
しかし…。
そんな中でも日本のiPhone人気は衰えるばかりか、むしろ高まっているようにさえ感じます。本来であればAndroid搭載機として頑張らなければならないSONY、シャープ等の国産勢が全く振るわないことも大きな要因となっているのかもしれませんね。
さて、2021年第3四半期(7月~9月)の世界規模でのスマホシェアデータが公開されました。もう、日本人の異様さが浮き彫りになるデータで、ある意味恐ろしくなります。
米国超えの6割超って…
記事によると、
調査会社のStrategy Analyticsによると、2021年第3四半期における日本のスマートフォン出荷台数は、Appleが60%以上のシェアで首位だった
ということです。
世界の主要国を含めた、2021年第3四半期のデータがこちら。
日本のデータの異様さが目立ちまくりです。
何と、iPhoneの占有率が「6割超」。
第3四半期(7〜9月)ということで、iPhone13シリーズの特需もあるでしょうが、7,8月は新機種発表前の買い控えもあるでしょうから、相当数は相殺されるはずです。
どうしても比較してしまうのが、iPhoneのお膝元「米国」です。
米国では、iPhoneシェアが「4割弱」。ライバルであるGalaxyと互角の展開。やや後塵を拝している…というところがおもしろい点ですね。
格差社会でもある米国では、Galaxyの低価格機の人気が高いのかもしれませんね。中華勢のシェアが非常に低いことからも、AppleかSamsungか…という視点で市場が構成されているのが分かります。
日本はそのGalaxyのシェアの低さが際立ちます。やはり昨今の両国の不穏な関係性が大きく影響しているのでしょう。
SONY、特にシャープの検討も目立ちますが、どうでしょう。将来的に見ると先はあまり明るくないようにも感じます。
何度も言いますが… Macも使おうよ!
このような展開になると…。
本ブログではこれまでも何度も書いていることですが、「もったいない…」という気持ちが高まってきます。
つまり、
「せっかくiPhoneを利用しているのであれば、PCもMacを使用して、Appleデバイスの連携というメリットを享受した方がいいのでは?」
ということです。
iPhoneで入力したデータが、自動でMacにも反映される。
iPhoneやiPadとMac間で、データのやり取りが様々な方法で可能になる。
今後macOS Montereyで搭載予定のユニバーサルコントロールでは、OSの壁を越えた操作が可能になる。
私がMacを使用している要因としては、「その血の通った操作感」の他に、この「デバイス間連携」があります。
もちろんWindows機との互換性等で、どうしてもMacの活用ができない…という場合も多いでしょうが、それにしても国内のMac使用比率は決して高くありませんし、その比率が次第に高まってきている…ということでもないようです。
現在Macは、Intel Macと決別し、Apple Silicon化を進めている歴史的過渡期にあります。
そんな中で、もう一度自分のデバイス環境を見つめ、「Macへ移行する」という選択をするユーザーが増えてもいいのではないかと強く感じます。
飛び込んでみたら意外と自然に溶け込めた…というケースも多いはず。
Macに壁をつくるのではなく、冷静に検討してみる方が増えてくれれば…と考える今日この頃です。