Appleが「Mac Studio」開発中?
3/8のAppleイベント「Peek performance.」が近づいております。
以前から書いているとおり、私としては2022年は「Mac」の年と見ておりますし、8日のイベントでもMacに注目しています。
イベントの日本語タイトルにもなっている「最高峰」が何を表すのかが喫緊の課題。
噂されいている最新Apple Silicon「M2」による先進性なのか?
それとも未だ姿を見せていないM1 Pro/Maxの強化版チップなのか?
できれば両方とも見て見たい…という欲望に駆られていますが、さてどうなることでしょう。
さて…。
今回のイベントで仮にマルチダイApple Siliconが登場しなくても、恐らくはWWDCが開かれる6月には発表、その後発売になることは確実です。我々が気になるのはそのロードマップです。
できればなるべく早く見てみたい…と考えてしまうのがAppleファンの心情ですので。
また、今後Macの購入を予定しているユーザーからすると、いつ頃、どのような機種が出てくるのかについて知ることは非常に重要です。
特にコロナ禍以降は、初期予約を逃すと手に届くのに数ヶ月待ち…という状況があたり前になってしまいました。これでは仕事に影響する場合だってあり得ます。
今の時代、やはり「予習」が大切になっているのだと考えます。
そんな中、「Mac Studio」なるMacが開発されているという記事が来ています。
さて、どんなタイプのMacなの?
上位版Mac mini?
記事によると、
Appleは、Mac Studioを開発していると9to5Macが伝えた。Mac StudioにはM1 Maxとそれよりも強力なAppleシリコンが搭載、Mac ProとMac miniの間に位置づけられる製品として専用ディスプレイもラインナップされると、同メディアは予想している
ということです。
つまりは、M1Mac miniとMac Proの中間を構成する「新しいデスクトップMac」の誕生となるわけです。
これが本当だとすれば、単純に朗報です。
Macの最大の弱点とすれば、デスクトップ機シリーズ構成の脆弱さです。
最上位のMac Proは一般的なユーザーが購入できるものではありません。
iMacは非常にコスパに優れた製品ですが、何せディスプレイ一体型という大きな制限があります。別売りのディスプレイを用意して本体だけ買い換える…という考え方でいえば必ずしもコスパがいいとは言えなくなってしまいます。
そして現行Mac miniは、M1の優秀さで大概の作業はこなしてしまいますが、それでもベースラインの製品。つまり、これまでのMacには、Mac Proとの間を埋める性能をもった独立筐体の製品が存在しなかったのです。
私は、これを埋めるのがM1 Pro/Max搭載のMac miniだと考え、登場を熱望してきました。
M1 Pro/Maxであれば、大概の思い作業もこなせる性能がありますし、上を求めるのであれば新型Mac Proに行けばいい…という整理が付くからです。
しかし、今回の「Mac Studio」が登場するとなると、新たな選択肢が増えることになります。
ここで若干引っかかるのが、
「M1 Maxとそれよりも強力なAppleシリコンが搭載」
という表記。
「M1 Max」もMac Studioの範疇に入ってくるとなると、M1 Pro/Max搭載のMac miniに被ってくることになりますね。
もしかすると、Mac miniには「M1 Pro」のみを搭載して先行発売、後日「M1 Max・M1 Dual等のマルチダイチップ」を搭載したMac Studioを発売…という戦略があり得るかもしれません。
より高い性能と拡張性を求めるのであれば「Mac Studio」をどうぞ…という考え方ですね。
新型Mac Proの行方は?
今回のMac Studioのような「現行Mac Proの半分程度の筐体をもつMac Pro」の情報は、かなり以前から出回っていました。「Mac Pro mini」という名前が出てきたこともありましたね。
キューブ上の筐体をもったMacが今回の「Mac Studio」だったとしたら、ラスボスである新型Mac Proは一体どのようになるのでしょう?
これまで同様のタワー型?
それともキューブ状の筐体は共有する?
今回の情報で、ますますおもしろくなってきたMacです!