楽天モバイル、0円プラン廃止へ!
いやいや、これはあかんでしょ!
楽天モバイルが、これまでの「0円プラン」を廃止するとのこと…。
これまで、デュアルSIMのサブ回線として利用してきたユーザーの多くは「解約」へと向かうのでしないでしょうか?
楽天モバイル自体が順風満帆とはお世辞にも言えない状況下での方向転換。
私は「大失策」だと思います。
「980円」の価値はない
記事によると、
楽天モバイルは13日、月間データ利用量に応じて月額1,078円~3,278円(税込)となる新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」を発表した。新プランは2022年7月1日(金)より提供開始予定で、現在提供中の「Rakuten UN-LIMIT VI」ユーザーは、7月より自動的に新プランに移行となる
ということです。
これまでの楽天モバイルの最大の特徴は、
「1GB以下の利用であれば料金0円」
ということにつきます。
しかも、他キャリアとのデュアルSIMにした上で「RakutenLink」アプリ経由での通話をすると「通話料無料でかけ放題」という夢のようなシステムが組めていたわけで、メリットが非常に大きい状態でした。
私も「povo2.0+楽天モバイル」で格安快適な状態だったわけです。
しかし、今回の楽天モバイルのいきなりの方向転換により、この体制の維持が難しくなりました。
データ量「0」でも「980円」がかかってしまうわけですので…。
これだったら、素直にpovoの「5分間かけ放題 550円」をトッピングした方がすっきりするというものです。
povoでは、完全「かけ放題」になると「1,650円」かかります。
「だったら楽天モバイルの980円の方がまだ安いのでは?」
と思うかもしませんが、必ず「RakutenLinkアプリ」から発信しなくてはならないこと、また、折り返しする際に一旦RakutenLinkアプリの電話帳からかけ直さなくてはならないなど、面倒なひと手間が要求されます。
また、RakutenLinkアプリはLINE通話と同等のデータ通信を利用しての通話となりますので、純粋な電話通話ではない分音質の劣化も当然存在します。
私はこの通話品質のために、これまで「0円」だったものを我慢して「980円」投資する気にはどうしてもなれません。
「繋がらない」ことへの不信感は大きいのでは?
「0円廃止」ということは、当然楽天モバイルとしてもかなりの数の「解約」が出ることは織り込み済みでしょう。
本当にこれで勝算があるのでしょうか?
当然ながらプラチナ回線をもたない楽天モバイルですので、「繋がらない」というクレームは相当残っているようです。
特に都市部地下等での回線接続の弱さは相変わらず…ということのようで、さすがに「メイン回線」にするには怖さがかなり残ります。
それは私の住む田舎でも同様。
あくまでもサブ回線だからこそ利用してきましたが、メインでは絶対に無理です。そこまでの信用は当然ありませんので。
10月末までの猶予期間はあるようですが、もしこのまま変更がないようであれば、早々に解約かな?
ユーザーの声に押されて、楽天モバイル側の翻意があるかも…なんて期待しているのですが…。