Galaxyの折りたたみ、魅力的だが…
今後、折りたたみスマホは市民権を得るのか?
現状、スマホ業界における最も興味のある話題と言っていいかもしれません。
「携帯性」「(開いた際の)画面の大型化」という点で言えば、折りたたみスマホは非常に魅力的です。
スマホはその誕生以来ディスプレイの大型化が進んできましたが、これはある意味使い勝手とは逆行する動きと言えます。大型化することでもちろん視認性は向上しますが、常に肌身離さずに携帯するスマホの使い方を考えると、6インチを超える現在のスタンダードな大きさはある意味「破綻」している…とさえ思ったりします。
そうなると、iPhone使いの私からしても、Galaxyの折りたたみ2機種は非常に魅力的に見えるのです。
もちろん、Appleのエコシステムにどっぷり浸かっている私ですので、簡単にAndroid機に移行することは難しいのですが、それを度外視すれば、明らかに「折りたたみ」に興味をそそられる面が存在します。
しかし…。
そんな興味を大きく削いでしまう事柄が現状のAndroid機には存在するようです。
それは、バッテリーもち…。
「改善」は期待したいものの…
「2022年8月に登場」とされる次期「Galaxy Z Fold4/Flip4」。
ここに来て、様々な情報が出始めています
現行の第3世代は、その機能・性能の面でかなり洗練させてきているようです。初代はいろいろとありましたから、それを考えると十分に実用に耐えうるものになり、プレミアム感も演出できているようです。
しかし、最大の課題である「バッテリーもち」に関してはかなり厳しい意見が多く見られますね。
元々Android機はバッテリーのもちに課題を抱えている機種が多いようです。
私もかなり前にAndroid機を使用していた際の、「スリープ時」にどんどんバッテリーが減っていくのに辟易とした記憶が根強く残っています。
以前から「スリープ時にバッテリーが減らない」ことで定評のあったiPhoneとは真逆。AndroidOSは無駄な通信が多いのでしょうか?
最近のiPhoneは、スリープ時のバッテリーもちのよさはそのままに、使用時のバッテリーもちのよさも飛躍的に改善されてきていますので、「バッテリーもち」という部分においては相対的にAndroid機のバッテリーもち問題がクローズアップされてしまっている状態です。
バッテリー容量そのものも増え、チップの省電力化も期待されますので、次機種ではそれなりにバッテリーもちの改善もみられるかもしれませんが、根本的な解決…という部分ではまだまだ難しいと思われます。
iPhoneでも十分とは言えないのに…
個人的には、現状のiPhone13 Proのバッテリーもちだって十分とは言えません。以前書いたとおり、iPhone11 Proに比べて劣化している面ですし…。
昔とは違い、Apple Watchとの接続、デュアルSIM、iCloud連携等、iPhoneにかかる負担は急増してます。
その中での現在のバッテリーもち…ということを考慮すると、これでもかなりのものなのかもしれません。
でも…。
これでAndroid機に乗り換えるとしたら、きっと大きな不満をもってしまうことになるでしょう。
単純に、
「魅力的だから乗り換えよう…」
とはいけない現実がここにあるのです。