iPhone13の情報を整理しよう!
先日は、Bloombergのガーマン氏が、9月の新製品情報の中で、
「次期iPhoneの名称は"iPhone13"」
ということを伝えた…ということをお伝えしました。
いいと思います。
11→12という流れのまま、坦々とナンバリングしていく方法でいいのではないでしょうか?
何だったら、「iPhone(2021)」と、iPadやMacのような表記の仕方で十分だとさえ考えています。
まあ、他のデバイスとは異なり、必ず毎年リニューアルするからこそ、ナンバリングが必要なのかもしれませんが…。(Watchもそうですね)
さて、今年発表となるiPhone13は、これまでもお伝えしてきた通り、「目玉」となる機能が見つからない「超弩級のマイナーアップデート機」になりそうです。
やはり「スクリーン下Touch ID」が間に合わなかったのが非常に大きいですね。これがあるだけで、印象がかなり違ったと思うのは私だけではないはず。
というわけで、恐らく事前のリーク情報だけで、ほぼ丸裸になっているであろう「iPhone13シリーズ」。
登場1ヶ月前にして、早くも「予想総まとめ」的な記事が出ています。
まあ、殆どこのままで来そうですね。
どの部分に注目?
まずは基本的な性能に関する部分。
5nmプロセスルールによって製造される「A15Bionic」は、A14からの高精細化が進まなかったことで、その性能アップぶりが心配された時期もありましたが、「結構できる子」になるのでは…という情報も出てきています。
まあ、過渡期のチップであることは明白ですが、iPhoneがチップ性能で問題を抱える可能性はないかと…。
「生体認証」はFace IDオンリーということで、スクリーン下Touch IDは来年以降に見送られますね。本当に残念です。現在のApple Watchと連携した「マスク対策」が、安全面でも機能的にももう一段アップデートしてくれることを願うばかりです。
ネットやアプリ使用時のパスワード解除で利用できない部分が非常に片手落ち。指紋認証で解除したい!
続いてディスプレイ関連。
全てのiPhoneが「Y-OCTA仕様」となり、省電力化が進むようですね。
ここで心配になるのが、リフレッシュレートが上がり、常時表示ディスプレイが採用される「Pro」のバッテリーもちです。普通に考えれば、「13」と「13Pro」を比較すると、「13」のバッテリーもちの方がかなり良くなりそうなのですが…。
常時表示ディスプレイに関しては、Apple Watchでの嫌な記憶がありますので、バッテリーもちへの悪影響がただただ心配です。
次は、最も改良点が多いとも言えるカメラ部。
全機種への「手ぶれ補正機能」搭載やレンズの明るさの改善等、写真撮影に関する機能がアップしていますね。また、動画撮影に関しては、何気に大幅な向上が図られているようです。
まあ、性能アップは当然ありがたいのですが、「写真撮影」に関してはEOS R5に委ねている私としては、このカメラ部の性能はそれほど重要視しておりません。
「動画」がより使えるようになったのは嬉しいかな…。
ただ、これも前機種対応と噂されていた「LiDARセンサー」がPro機以外には付かないことになったようで…。
このあたり、どうもiPhoneの新機能が一気に広がっていかない閉塞感のようなものを感じてしまいます。
「iPhone11 Pro」的な機種になれるか?
もはや「飛び道具」がないのは明らかです。
しかし、私が現在使用している「iPhone11 Pro」も、3眼のカメラ以外はほぼ全体のアップデートだけで、それほどの新機能が搭載されたわけではありませんでしたが、非常に評判が高い機種となりました。
個人的に最も評価していたのは、「バッテリーもちの改善」です。それまで使用していた「iPhoneXS」までは、この部分がiPhoneの最大の弱点でしたが、それが一気に改善させたイメージでした。
つまり、目を引く新機能がなくても、使い勝手の部分がバランス良くアップデートされていれば名機になり得る…ということ。
果たして、iPhone13シリーズは「iPhone11 Pro的な機種」になれるのか?
要注目ですね。