「Pro」「ProMax」にLTPOディスプレイ搭載?
iPhone13シリーズのディスプレイに関する噂として,
・リフレッシュレート120Hzに対応
・低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)ディスプレイが搭載
ということがまことしやかに囁かれてきました。
当然リフレッシュレートを上げるとバッテリーを多く食いますので,省電力性に優れるLTPOを採用することで,相殺しようということです。また,バッテリー容量も若干増加すると言わせているiPhone13では,これに加えて「常時表示」が実現するということも囁かれていますね。
しかし,これまでは,このLTPOディスプレイに関して,「ProMaxのみに搭載される」「Pro,ProMaxの2機種に搭載される」という複数の情報が存在していました。
そんな中…。
ディスプレイの専門筋がつぶやいたようです。
LTPOディスプレイは,Pro,ProMaxの2機種に採用される?
「常時表示」はProモデルのみ?
記事によると,
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏が,iPhone13 Proシリーズには低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)ディスプレイが搭載されると,Twitterに投稿した
ということです。
「Proシリーズ」という言葉を用いていますので,「Pro」「ProMax」の2機種にLTPOディスプレイが搭載されることになるようです。
フラッグシップ機とノーマル機との差別化…という点で,まずまず納得できる範囲かなとも思えますが,当然気になるのが,
「無印iPhoneは"常時表示"ができないのか?」
という点です。
ディスプレイの差別化は分かりますが,「常時表示」という使い勝手に関わる部分での差別化となると話は別です。
「無印にも常時表示を!」
と叫びたくなりますが,ここで考えなければならないのが「バッテリー消費」の問題。LTPOディスプレイを搭載しない無印iPhoneは,当然省電力性においてLTPOディスプレイ搭載機よりも劣るわけで,Apple Watchの経緯を考えても,LTPOディスプレイ非搭載機への常時表示機能搭載は見送られるような気もします。
あまりにもバッテリー消費が大きくなりすぎるような予感しかしませんので…。
でもなあ…。
「常時表示」というのはiPhone13シリーズの大きな「売り」でもあるわけで,もし無印で常時表示機能が使用できないとなると,Proシリーズの人気が大きく高まることになるかもしれませんね。