「Apple Watch X」は新型OLED搭載で省電力性アップ?
Apple Watch Ultraから敢えて「Series9」に買い換えをした私…。
その理由については以前にご紹介しました。
ただ、やはりUltraのバッテリーもちは圧倒的であり、ノーマルWatchの最大の弱点はここになることは明らかです。
まあ、Series9も、Series7と比べると相当頑張ってくれてはいるのですが…。
そんな中…。
次期「X」では、新型OLED搭載で、その弱点が補強されるかもしれない…という記事が来ています。
最重要課題のバッテリーもち、改善なるか?
記事によると、
Apple Watch Series 10には、新しい低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)-薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)-OLEDディスプレイが搭載されると、韓国メディアThe Elecが伝えている
現在のLTPO-TFT-OLEDディスプレイはスイッチング用のトランジスタのみにLTPOを用いていたのに対し、Apple Watch Series 10向けの新しいOLEDディスプレイでは新たに駆動用トランジスタにもLTPOが用いられる
ということです。
「LTPO」の採用を増やすことで、省電力性に向けた「物理攻撃」を仕掛けよう…ということのようです。
省電力効果がある部品を増やす…という非常に分かりやすいこの戦略。それなりの成果を示すことができるのであれば、ますます無印の魅力がアップするというものです。
問題は、「どの程度の効果なの?」ということになりそう…。
「目に見えて…」という評価を得られるといいのですが…。
いずれにせよ…。
現状Appleは、「Ultra」の十分な付加価値を示すことはできていないと考えていますので、
「バッテリーもちで無印が頑張ってくれるのなら、無印で十分なんじゃない?」
と考えるユーザーが増えることになるのかもしれません。
Ultraにブレイクスルーが起これば別ですが…。