Apple Watch Xは、薄型化・アクションボタン搭載がウリ?
Apple Watchの今後に関しては、「MicroLED搭載」が白紙になった…という非常に気になる情報が出回りました。
「OLED搭載」もApple Watchから始まったわけで、そこが閉ざされるとなるとiPhoneやiPadに関してもしばらくはOLEDを改良することで間に合わせることになりそう…。
「OLED時代」がことさら長く続きそうな予感です。
そして、ディスプレイの刷新が当面無くなるとすれば、Apple Watchの進化も滞ることになるでしょう。
そもそも、Apple Watchで「できること」を見ていくと、確かにヘルスケア面では少しずつではありますが機能が増えているものの、それはOSのアップデートによるものが大きく、新型のデバイスとともに革新的な機能が追加された…ということは殆どありません。
完全に低迷期に入っている印象です。
Appleは、次期「Apple Watch X」で大幅な刷新を加えるようだ…という噂が主流を占めていますが、果たしてユーザーが驚くほどの新機能を備えたものになるかどうかは微妙なところだと考えています。
そんな中…。
「SeriesX」に関する具体的な変更点に関する情報が来ています。
「薄型化」「アクションボタン」がウリになる?
薄型化よりもバッテリー持ちを優先してもらいたいのだが…
記事によると、
AppleTrachのYouTubeチャンネルで、サム・コール氏がApple Watch Series Xのイメージ動画を公開し、Apple Watch Series 9と比べて10%〜15%薄型化されるとの予想が伝えられた
ということです。
果たしてユーザーが最も望んでいるものが「薄型化」か?…というと、「全くそうではない」と言えるでしょう。
完全に「バッテリー持ち」一択でしょう。要求…としては…。
当然「薄型化」されるということは、内蔵されるバッテリー容量が減ることを意味しています。記事には、その分の埋め合わせとして、
「バンド搭載機構を変更し、磁気吸着式にすることで取付スペースを小さくし内部スペースを拡大できる」
と、これまでもあった説を重ねて唱えていますね。
「X」は、これまでのApple Watch用バンドが使えない…という噂も以前から流れています。
まあ、バンド流用ができないことは非常に痛いのですが、それ以上に、
「ほんのちょっとのバンド取り付け部の省スペース化よりも、薄型化で失うバッテリースペースの容量の方が大きいのでは?」
と素直に思ってしまうのは私だけでしょうか?
Appleお得意の、
「薄型化、小型化したのにバッテリー持ちは全機種と同じ!」
となっては、全く意味が無いのです!
純粋に、駆動時間を延ばしてもらいたいのです!
何だったら、
「バンド取り付け部の変更に加え、多少であれば本体を厚くしてもいいから駆動時間を延ばしてもらいたい!」
とさえ考えます。
だって、現行Series9の筐体が厚すぎて困る…ということは皆無ですから。
もちろん薄型化し、かつ駆動時間が延びるのであればいいのでしょうが、正直現在のAppleがそのような魔法を叶えることはできないと考えます。
Apple、Apple Watchの最大の弱点を把握しているのかな?
スタイリッシュさよりも実用性を求めたいです。時計は動いてなんぼ…ですので!