これでバッテリー残量表示も万全?
iOS16では、これまで消えていたiPhoneのバッテリー残量%表示が復活しました。
しかし…。
それはあくまでも従来のような「数字の隣に残量アニメーションが並ぶ形式」ではありませんでした。
下の画像のように、バッテリー型のアイコンの中に数字が表示されるもの…。
これに際してはすぐさま、
「バッテリーが減っているのにバッテリーアイコンの白い部分の変化がないため、減っているのが分かりづらい」
というつぶやきがなされました。
この記事の中で私は、
「アイコンのアニメーション処理よりも、まずもって数字が小さくて見づらい!」
ということを述べました。
従来のような「ダブル表示」となるウィジェット画面の数字の大きさと比べると、iOS16の新表示はあまりにも小さい。
しかし、Appleにしては珍しく、これらの不満にすぐさま反応してくれたようです。
iOS16.1のbeta版で改良の跡が…。
「太く」「動的に」
記事によると、
9To5Macによると、その「iOS 16.1 beta 2」ではステータスバーのバッテリー残量のパーセンテージ表示のデザインが変更されたことが分かった
ということです。
具体的には、
①バッテリーアイコンも残量に合わせて動的に変化するデザインが採用された
②フォントが太くなった
③満充電になった場合は充電中であることを示す稲妻アイコンが消えるようになった
とのこと。
個人的に「③」はどうでもいいかな…と思いますが、「①」「②」に関しては認知性に直接結びつくことですので、非常にありがたく思います。
特に「②」ですね。
実際の画像を見てみると…。
現在の数字よりもかなり大きく感じます。
現在の大きさで「ちょっと怪しい」という感じの認知性ですので、この程度までおおきくなってくれれば、十分使い物になる…のではないでしょうか?
また、「①」の流動型デザインももちろん大歓迎。
「見た目」と「思考」の分断って、やはり気になってしまうととことん気になってしまうのでしょうね。
そして考えるのは、「すぐ対応してくれてありがたい」という気持ちももちろんあるものの、だったらしっかりと修正してから世に出してくれよ!…ということ。
だって、
「これじゃ小さすぎる…」
という気付きは、開発陣にしっかりともってもらいたい事象です。
最近はこのような「Apple側とのズレ」が多いような気がしますね。
Appleの開発陣はどんな方向を向いて考えているのか?
今一度問うてみたいところです。