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またか… MacBook Pro、Mac mini「ベースモデルSSD速度低下問題」再び!〜Appleは何を学んでいるのだろう?〜

またか… MacBook Pro、Mac mini「ベースモデルSSD速度低下問題」再び!

 M2のMacBook Pro13インチが登場したとき、ベースモデルのSSD速度だけ遅い仕様になっている…ということが大きな話題となりました。

 

 原因としては、「256GBモデルにはNANDフラッシュストレージチップが1枚しかなかった」ということのようで、NANDチップを並行して使うことができなかったために実際の速度面に影響が出てしまったとのことでした。

 

 つまり、「確信犯」なのです。
 ベースモデルだけ性能が出ないことが分かっていて販売したと…。

 お安いPCでの話だったら納得もできますが、いくらベースモデルとはいえ決してお安くはなく、他の上位モデルと比べて割安感があるものでもないわけですので、「性能低下」をたやすく受け入れるわけにはいきません。

 

 大きな騒動になったことで、Appleも学習してくれるかな…と期待したのですが、そうはいかなかったようです。 

 同様の問題が「M2 Pro/Max」搭載の新型でも同様の指摘がされています。

 

何も学んでいないの?

 記事によると、

MacRumorsや9To5Macによると、M2チップを搭載した「MacBook Pro 13インチ」と「MacBook Air」のように一部モデルではSSDの速度が前モデルよりも遅くなっていることが分かった

ということです。

 

 その「パフォーマンス低下」が確認された機種は、

「256GBのSSDを搭載した「Mac mini」と512GBのSSDを搭載した「MacBook Pro 14インチ」

ということで、StudioDisplay前回同様の「ベースモデル」となっています。

 

 「低下」の幅ですが、

〇「Mac mini (256GB)」は読み書き速度ともに約1,500MB/sで、前世代モデルに比べて30〜50%遅く
〇「MacBook Pro 14インチ」は、前世代のM1 Pro/512GBモデルは書き込みが3,950MB/s、読み込みが4,900MB/sだったのに対し、新型のM2 Pro/512GBモデルは書き込みが3,154MB/s、読み込みが2,973MB/sと、読み書き共に遅くなっている

いうことです。

 

 その速度低下の原因も前回同様の「NANDフラッシュストレージチップ」の枚数不足…ということで、Appleは何の反省もせずにまた繰り返した…ということになります。

 

 Appleは、ユーザーが「Mac」というPCに対してどのような思いをもち、どのような願いを込めて購入するのか…ということを全く考えようとしていないのでしょうか?

 

王者たる振る舞いを求める!

 オプション等で付加される性能を除き、同一シリーズ内の基本的な性能は同一を保証すべきです!

 そうしないと、ユーザーが自分の懐具合に応じてMacを選択することができなくなります。

 

 高額の機種だけ優遇するのでは、高額デバイスを販売するメーカーとしての責任を果たしているとは言えません。

 

 また、Appleほどの世界的企業であれば、「Mac」というブランドを傷つけるような行為は慎むべきです。

 ベースモデルだけどうしても性能が低下するようであれば、むしろそのグレードをなくしてもいいと考えますし、どうしてもそのグレードを設定するのであれば、その事実をユーザーに明示すべきです!

「安心して購入できない…」
と感じられる要素は徹底的に排除してもらいたいと考えます。

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