新型iPad Airが間もなくデビューか?
いつもはiPhoneが発表される9月に,今年は何が出てくるのか…について,先日記事にしました。
新型のApple Watchは確定的。後はiPadなのですが,これが「無印iPad(第8世代)」という説と,新型「iPad Air」という説で,現在も揺れている状況です。
新型「Air」のここまでの噂を振り返ると,
「iPad Pro11インチのデザインを採用し,チップもそのまま流用するのでは…?」
「Touch ID内蔵ディスプレイを搭載するのでは…?」
等,結構攻めたモデルになるリーク情報が出回っています。
しかし,
「発表は2021年になるのでは…」
という説もあり,9月に発表されるモデルかどうかは微妙なところでした。
しかし,この度,新型Airのものとみられる説明書の情報が出回っているということで…。
さて,真相はいかに?
「電源ボタンTouch ID」を搭載?
記事によると,今回の説明書に書かれているモデルは,
「iPad Pro」に似たデザインで,LightningコネクタではなくUSB-Cが採用されている。また,生体認証機能はFace IDではなく,電源ボタンに内蔵されたTouch IDを採用しているのも特徴で,背面にはSmart Connectorが搭載されている
とのこと。
この情報が正しければ,「iPad Pro11インチのような筐体」「USB-C搭載」という時点で,「Air」の新型である可能性が高いと考えられます。
11インチProの筐体をそのまま使うことで,コストカットもできるでしょうし,もしAチップも据え置きの「A12Z」を使用するのであれば,来年に発売が予想されている「MiniLED搭載のiPadPro」が「A14X」へと進化することで,iPad内のヒエラルキーも満たされることになるでしょう。
問題は,「電源ボタンTouchID」という部分。
これまでの「Pro」は,Face IDを採用してきたわけで,もしかするとAirには「Touch ID内蔵ディスプレイ」が搭載されるのでは…という期待も寄せられていました。
技術的にディスプレイへのTouch ID内臓が難しいのであれば,普通の考えで行けば「Face ID」をそのまま流用…でいいと思うのですが,それが敢えての「電源ボタンTouchID」の噂…。
これ,本当に実現するものでしょうか?
これまでAppleデバイスで,電源ボタンTouch IDを採用したモデルはありません。ホームボタンを設定しない…という時点で,「ベゼルレス化」という現在のトレンドを取り入れることは可能なのでしょうが,果たしてこれまで手を出さなかった「電源ボタン一体式」という手法をここで採用することがあり得るのか?
肯定的な話題とすれば,来年にも,「iPhoneSE Plus」のような,大画面SEが,それこそ電源ボタンTouch IDを搭載して登場するのでは…という噂がありましたね。
もしAppleが,
「廉価版はディスプレイサイズを確保した上でコストダウンを図るために,電源ボタンTouch ID」
「高価格帯は,安全性を重視してFace IDを採用」
というような,戦略的な区分けを考えているのであれば,今回噂されている「新型Air」がその皮切りになる可能性はあります。
要注目の「9月のiPad発表」となりそうです!