12インチMac Bookが復活する?
先日は、
「15インチMacBook Airが4月にも登場するのでは?」
という情報をお届けしました。
新型Mac ProやMac Studioも同時期に登場となると、正に「Mac祭り」となりそうな2023年の前半です。
そんな中…。
これまで復活の要望が絶えなかった「12インチMacBook」復活の話題が突然やってきています。
あり得る?
Macが「1インチ刻み」で用意される?
記事によると、
iPhone14シリーズの6.7インチモデルの名称がiPhone14 Plusであることを事前に的中させたyeux1122氏が、Appleは台湾のサプライヤーを通じて12インチMacBook向け部品の調達と製造の準備を進めており、下半期(7月〜12月)には量産に移行するかどうかが決まると投稿した
ということです。
まだ生産が決定しているわけではなく、「案」の段階ということ…。
量産されるとしても今年の下半期ということで、完全に「M3チップ」の搭載を念頭に入れたモデルのようです。
M3は3nmプロセスルールで製造されると言われており、バッテリー効率もM2世代以上に良好であることが予想されますので、軽量コンパクトをウリにするためにバッテリー容量をふんだんに搭載できないMacBookのような機種には最適なチップになりそうですね。
最近はどうしても「大画面化」の方向へ進みがちなMacですが、コンパクトな筐体のMacを望む声はいつの世にもついて回ります。
「11インチAir」「12インチMacBook」と、Apple側もその要望に応えるような形でコンパクトなMacを用意してきたわけですが、最近は13インチ超のAirが最小の筐体となっていますね。
さて、もし12インチのMacBookが復活したとすると…。
「12インチMacBook→13インチAir/Pro→14インチPro→15インチAir→16インチPro」
と、なんと12インチから16インチまでの間で、1インチ刻みのディスプレイサイズが用意されることになります。
果たしてこれはありうるのか?
機種のばらまき感が…
前述の15インチAirの記事でも書きましたが、最近のAppleは「不人気のモデルに注力することはせず、開発中止もやむなし」というスタンスを取ろうとしているように見受けられます。
ただ、Macに関しては機種のばらまき感が半端ありませんね。
この機種構成にして売上向上に繫がるとAppleは考えているのでしょうか?
個人的には「13インチAir」「14インチPro」「16インチPro」が王道だと思いますし、12インチMacBookと15インチAirは正直他のサイズ違いでも代用が可能だと考えます。
また、事態はディスプレイのサイズだけではなく、搭載されるチップの能力によっても考え方が変わってくるという微妙な問題をはらんでいます。
「12インチ、15インチともに、人知れずディスコンの道に迷い込まなければいいが…」
と、未だ発表さえされていないモデルに対し、否定的に考えてしまいがちな私です。