「EOS R5 Mark II」の登場は来年になる？
以前に、「EOS R5 Mark II」が2023年前半にも登場か？…という記事をご紹介しました。
この裏側には、ほぼ同時期にデビューした「R6」がたった２年あまりで「Mark Ⅱ」へとモデルチェンジしてしまった…という事情があります。
これでは、「R5も…」という噂が立ち上ってしまうのも致し方ありません。
また、フラッグシップとなる「R1」がオリンピックイヤーとなる2024年に登場するとすれば、その前年にR5の改定を行っておくことは、あながち見当違いとは言えないとも考えられました。
しかし…。
急転直下、全く異なり情報が舞い降りました。
「EOS R5 Mark II」の登場は来年？
今年は「大型アップデート」？
記事によると、
Canon Rumorsに、キヤノンEOS R5の大型アップデートとEOS R5 Mark II の登場時期に関する噂が掲載されている
ということです。
この内容が実に刺激的。
11月下旬に、2023年にEOS R5 Mark IIが登場する可能性があると報告したが、この登場時期はほとんど否定された。我々は、EOS R1と共に、来年、EOS R5後継機が登場すると予想している。最も可能性が高いのは、2024年の前半の登場だ。この登場時期は、今年よりも遥かに理にかなっていると考えている。
というものです。
以前の情報からすると、丁度１年ほど遅れるモデルチェンジとなります。
また、モデルチェンジの代わりに、大規模なファームウェアアップデートを行うともされています。機能アップに関しては具体的な記述はありませんが、R6Mark Ⅱにおいて新採用された機能に加えて、「現在のEOS Rシリーズの上を行くいくつかの新機能が期待できる」という書き方がされており、期待が高まりますね。
以前の記事にも書きましたが、R6のモデルチェンジは早すぎたと考えています。
「R5／R6」といえばCanonミラーレスの大黒柱になるわけで、そのメイン機種をとっかえひっかえモデルチェンジしていては、購入する側のユーザーはたまったものではありません。
金額も高騰している折、
「少なくとも３〜４年は最新機種として使いたい」
と願う方が殆どでしょう。
機能アップが「アップデート」で済むのであれば、いくら大きいアップデートでも構いません。あくまでも「R5」の熟成を目的として、できるだけの対応をしてもらいたいと願います。
なぜ「R6」だけ？
ただ、もし今回の記事の内容が正しいとすれば、
「どうしてR6だけ２年でモデルチェンジしたの？」
という疑問は残ります。
元来初代R6に何らかの弱点があったのか？
それとも「ミニR3」的な利用が想定されるR6だけに、特にAFの強化が最優先されると考えたのか？
個人的には、やはり来年までは「最新機種」として手元のR5を愛でたいな…と考えているのですが…。
さて、どうなることでしょう？
