「WatchOS 10」の新ホーム画面はグリッド型?
先日、「WatchOS 10はかなり大きなアップデートとなる」という記事をご紹介しました。
UIが全く進化せず、OSの機能的には以前からかなりパワーアップしている割りには、その恩恵を感じることができないのが惜しいところだと思っています。だからこそ、これまで手が加えられてこなかった「基本的な表示、操作性」に大きなメスを入れて欲しいと考えているのです。
そんな中、新OSの「ホーム画面」改正の情報が来ています。
いやいや、そこじゃないんだよなあ。
盤面デザインとコンプリケーションと…
記事によると、
Apple Watchの次期メジャーアップデート「watchOS 10」は、グリッド型のレイアウトを採用した新しいホーム画面が用意されている可能性がある。Dynamic Islandの仕様を正確に言い当てた実績を持つ、MacRumors ForumsでAnonymous-A.S氏として投稿してきた941氏が明らかにした
ということです。
まあ、確かに現在のぐにょぐにょ動くやグリッド型やリスト型の表示は、お世辞にも見やすいとはいえない代物ですね。しかしまあ、あのグリッド型はApple Watchの象徴でもあるように感じますし、正直「どっちでもいいかな…」といった程度。
今回紹介されている「新グリッド型」の画像は、以下のようにアイコン表示がかなり大きくなり、見やすさは格段に向上しているような印象です。まあ、この画像通りに出てくることはないでしょうが、アイコンの大型化には賛成です。フォルダー化もできる可能性も言及されており、よりiOSに近づくのでしょうかね?
ただ…。
期待しているのはそこじゃないのです。
ホーム画面ではなく、通常の盤面の表示およびそこから呼び出せる機能等についての改善が欲しいのです。現状の盤面は、そのデザイン性に関してはかなり行き詰まっているような印象を受けます。コンプリケーションを多く入れるとなると、中央に大きな円盤面、そして四隅と盤面内にコンプリケーションを置く…というマンネリ化ですね。
個人的にはデザイン性と機能性を最も兼ね備えているのが「Infograph」だと考えており、すでにSeries4から結局はここに戻ってくる…というような存在になっています。
せっかくのスマートウォッチですので、基本的には盤面に多くの情報が欲しいタイプなのですが、このInfographを超える盤面が4年以上も登場してこないこと自体が停滞を表しているような気がしてなりません。
誰しもが魅力を感じるような素敵な盤面を作ってくれないものでしょうか?
また、そんな盤面からこれまでにできなかったような機能呼び出しが可能になれば、最高の環境が出来上がると思うのですが…。
そして…。
悪あがきですが、個人的にはやはり「円形盤面」が好みです。