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「CX-60」のある生活【35】〜リコール後1週間での印象は? 完璧とは言えないが…〜

CX-60 リコール後1週間での印象は?

 CX-60「XD-HYBRID Exclusive Sports」を購入しましてレビューを継続しております。

 これまでのレビューはこちらからご覧下さい。 

https://www.oyazi.site/archive/category/CX-60

 

 先日はリコールを受けたCX-60の第一印象をお届けしました。

 リコール後に軽く走った印象で「完全体に近づく…」と書いたのですが、その後1日40㎞ほどの通勤路を走らせ続けたことで、今回のリプロ等でどのような変化が出てきたのかがよりはっきりと見えてきました。

 

「完全体」は言い過ぎだったかな…?

 現在の印象としては、先日の「完全体に近づく…」は言い過ぎだったかな?…と言うところです。もちろん改善は見られるのですが、まだまだ調整不足の面も残っている…という面で。

 

 まずもって先日感じたのは、記事にも書いたとおりに、発進時の1速→3速あたりまでのシフトアップが非常に滑らかになったということです。あまりにスムーズに繫がるようになったため、逆に「面白みが無くなった」と感じたことも書かせていただきました。

 

 ただ、i-stopからの復帰時の振動が…。もちろん改善されてはいるのですが、これがまだまだ気になるレベルなのです。以前と比べると「若干よくなった」という程度ですね。それなりの振動や音が残っており、違和感を感じることもままあります。シフトアップ/ダウンの繋がりがよくなってきた分、i-stopが逆に目立ってしまう…ということなのかもしれません。

 また、発進時あるいは低速時からアクセルを踏んだ際の「突っかかり」やノックするような感覚も未だに残っています。もちろんこちらもかなり改善されているのですが、条件によっては結構きつめにでることもあり、「スムーズなときとギクシャクするときの差」に戸惑うケースも…。
 以前であれば均一の条件で同様の突っかかりが出ていたのが、「出るときと出ないときの差がある」という状態になったわけで、突っかかった際の印象が強まっているのかもしれません。

 

 しかし、上記の不満も、「我慢できない」というほどのものでは無く、全体としては大きな改善が見られることは事実です。
 また、中速以降の運転のスムーズさはこれまで通りですので、トータルで考えると今回の一連の対策で走りがブラッシュアップされたことは明白です。

 これまでMT車ばかり乗り継いできた私からすると、AT車がギクシャクする…というのはあたり前の感覚ですので、これもCX-60の特性として楽しみながら対応していきたいと思います。

 

その他雑感

 その他の印象としては、「エンジンブレーキ」のかかり方が変わったように思います。
 これまでは、「AT車にしてはエンジンブレーキがかなり効くな…」という印象が強かったのですが、リプロ後はアクセルを離した後の進行距離が伸びました。

 これは一長一短で、右左折時などはエンジンブレーキが効いてくれた方が減速しやすかったのですが、ブレーキを踏む量が増えることになりますね。パドルシフトでのギアチェンジ等で対応していく必要がありそうです。

 まあ、これも運転の楽しさに繫がりますし、エンブレの効きが弱まったことで惰行運転がしやすくなった…というメリットもありますので、問題はありません。

 

 さらに、前回も述べた「ドア開閉音対策」
 特に後席ドアの重厚感アップは別次元です。ネット上では、
「ドイツ車並の音」
という評価も見られましたので、非常に満足です。

 この音が聞きたくて、ついつい後席ドアを不必要に開け閉めしてしまったり…。

 

 それにしても、ちょっとしたプログラムの調整や部品対策で、クルマってこんなに印象が変わるのですね。

 何十年もクルマに乗り続けて来ましたが、今回のCX-60ではいろいろなことを学ばせてもらっています。

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