「ギクシャク」がぶり返している?
CX-60「XD-HYBRID Exclusive Sports」を購入しましてレビューを継続しております。
これまでのレビューはこちらからご覧下さい。
https://www.oyazi.site/archive/category/CX-60
年末に例の「ハンドルカクカク問題」を抜本的に解決するギアボックス内「ウォームギア」の交換を終え、非常に快適に走ることができています。
度重なるリプロ、先日のシアショックアブソーバーの交換等、制御面、物理面の両面から走りに関するブラッシュアップが図られました。
まあ、「最初からそのレベルで発売しろよ!」という思いは当然ありますが、これはこれでめったにできない経験ができたかな…という気持ちもあります。
このあたりの心情については、近々書かせていただく「納車1年経過」の記事にて詳しく…。
ところで、私のCX-60はここに来てようやく安心して快適に乗れるようになりましたが、YouTube上では、改善されていた「ギクシャク感」が再燃した…という報告が寄せられています。
一旦リプロで改善したはずのものが再び悪さをし始める…という原因はよく分かりませんが、度重なるリプロによって、プログラム上で何らかの齟齬が発生している…?
それとも、時間が経過する中で、これまで隠れていた新たな何かが動き出した?
今回、このギクシャク再燃に関して、より高度な対策かなされるのでは?…という動画がアップされました。
より高度な「トランスミッションキャリブレーション」がCX-60にも適応か?
今回の情報元も、いつも参考にさせていただいている「60_TV CX-60 不具合、改善情報共有チャンネル」さんです。
このチャンネルの情報は非常に精度が高く、ここで紹介された対策の殆どがその後実際にマツダから発表されていますので、今回も期待です。
内容としては、
「CX-90に適応されているトランスミッションキャリブレーションをCX-60に適応する動きがある」
というものです。
非常に興味深い内容ですね。
マツダ幹部の話として、
「CX-90のトランスミッションキャリブレーションが非常に優れたものになっていると、そしてそのキャリブレーションを納車済みを含めたCX-60に適応することを考えている」
ということが紹介されています。
気になるのはその方法ですが、先の幹部は、
「基本的にCX-90とCX-60のトランスミッションは共通」
と応えていることから、「リプロ」で対応するのではないか…と考えられますね。
これまでの度重なるリプロで、私のCX-60は相当いい状態にまで進化しておりますが、もしこのままだとギクシャクが再燃する危険性があるとすれば問題です。
新たなリプロで根本的なギクシャクを排除できるのであれば、より安心してCX-60を楽しめるでしょうし、CX-90に近づく、より快適な乗り心地を体感できることになります。
例外的にCX-60の年次改良が遅れています。
ハンドルカクカク、ギクシャクに関する根本的な改善を図ると同時に年次改良に突入する…ということであれば、意外と早い時期でのリプロ導入があり得るのかもしれません。