カーソル移動でウインドウがアクティブになるMacアプリ「AutoRaise」が超便利!
Macを使用していると、その操作的な面での素晴らしさ故、「Windowsには戻れない…」と感じる方が多いでしょう。血が通っているというか、有機的なんですよね。対してWindowsは機械を操作している感が抜けません。
Windowsの優れている点も理解しながら、この操作感を捨てる気にはらない…というMacユーザーは非常に多いのでは?
そんな優れたインターフェイスを持つmacOSですが、当然もっと改善してほしい…という点は多々あります。
そんな中…。
この度、YouTube「monograph」の掘口さんが、実にかゆいところに手が届くアプリを紹介していました。
私も即導入させていただきました。
カーソル移動でウインドウがアクティブになるMacアプリ「AutoRaise」です。
カスタマイズ性も「分かっている」!
この「AutoRaise」は、デスクトップ上に複数ウインドウが開かれている際、カーソルを移動させるだけでカーソル上のアプリがアクティブになる…という画期的なアプリになります。
デフォルトでは、いくらカーソルを移動しても、一旦クリックしないとアクティブにならず、デスクトップ上に多くのウインドウを開いている場合は作業の流れがストップしてしまうことがままありました。
非常に便利なアプリなのですが、これを更に補完するのがカスタマイズ性です。
というのは、デフォルトでは、カーソルを移動したウインドウが最上面に浮き上がってアクティブになるのですが、これが作業の邪魔になることがあるのです。
特に、ウインドウを重ねて画像加工をしている場合、カーソルをちょっと移動すると別ウインドウが最上面に来て、肝心の画像のウインドウが隠れてしまうことになります。こんなときには、結局もう一回画像のウインドウをクリックし直さなければならないわけです。
しかし、本アプリには、以下の画面のように、この部分をカスタマイズする機能が2つあります。
まずは上の囲みの「Window focus disabled」。
ここを左側に寄せて向こうにすると、先ほどの「アクティブになったウインドウが最上面にせり上がる」という機能がストップします。それでいてカーソルを乗せたウインドウがアクティブになっていることは変わりませんので、自分の意思で最上面に置きたいウインドウを選択することができるのです。
さらに、その下の囲みでは、任意のキーを押すことで、「AutoRaise」アプリの機能を一時的に無効にすることができます。ひと手間はかかりますが、アプリの機能を完全にコントロールすることができるわけです。
私もすぐにインストールしてみたのですが、私の使い方では「Window focus disabled」をオフにして使うのが最も効率よく、そして気持ちよく使えそうです。
当然無料のアプリですので、掘口さんの動画を参考に、以下の場所からダウンロードして見てください。
https://github.com/sbmpost/AutoRaise?tab=readme-ov-file