Macで使用中アプリのシートカットキーを表示する「KeyCluCask」が、macOSの「キーボードショートカット」表示に対応
かなり昔からのMac使いの方々は、「ショートカットキーの達人」というイメージがあります。もちろんWindowsも豊富なショートカッキーが用意されているのですが、何故か「ショートカット=Mac」というイメージが強いんですよね…。
個人的には、文章作成のためにワープロ専用機から入った世代であり、MS-DOS時代は「松(懐かしい…)」、Windows95になって「一太郎」をベースに使ってきました。
Windowsになってからは、とにかくキーを速く打つことが主眼となっており、そこにショートカットを混ぜ込めば更に快適になる…というよりも、「めんどくさいことを覚えるくらいだったらとにかく物理攻撃で…」と考えてきたんですよね…。
もちろん超簡単なショートカットは使っていましたが…。
それが、2016年に本格的にシステムをMacに移行してからは、何故か少しずつ自然にショートカットが染みついてきたような気がします。理由はよく分かりません…。OSの魔力なのか、はたまたアプリの操作系によるものなのか…?
ただし、それでも利用しているショートカットキーはごく僅かです。ただ、普段使いするアプリで多用する機能に関しては積極的にショートカットを割り付けようという意識は付いてきているのが変わったところかな?
そんな中…。
Macで使用中アプリのシートカットキーを表示する「KeyCluCask」が、macOSの「キーボードショートカット」表示に対応した…ということです。
多用しないショートカットの備忘録に
記事によると、
KeyCluCask(KeyClu)はKeyCueやCheatSheetが有料/開発終了したことから、Travian Games GmbHでソフトウェアエンジニアを務めるSergi Tatarenkov(Anze)さんがオープンソースで開発を開始したショートカットキーのチートシートアプリで、Macで使用中のアプリのショートカットキーの一覧を表示してくれる機能がありますが、このKeyCluCaskがmacOSのキーボードショートカットの表示に対応している
ということです。
もともと有料アプリとして存在していたものを引継ぎ、オープンソースとして開発を続けている方がいらっしゃるとのことで、感謝ですね。
「v0.25」になり、各アプリのショートカットキー表示に加え、ユーザーがmacOSを介して新たに設定したショートカットキーも表示されるようになったとのこと…。
インストール後、
[Integrations]パネルに追加された「macOS Keyboard Shortcuts」をONにすることで、KeyCluCaskウィンドウの右側に、システム設定アプリの[キーボード] → [キーボードショートカット…]で設定してあるショートカットキーが追加表示されるようになる
ということです。
パネル表示に「Commandキー2度押し後、キーを離さないで長押しのまま」という、若干癖のある操作が必要ですが、これは恐らく他のショートカットとの重複を避けるための方策なのでしょう。
慣れてしまえば自然にこなせるようになりました。
このアプリのおもしろいところは、その時点でACTIVEになっているウインドウを表示しているアプリのみに反応するという部分。
「今使ってるアプリの情報を今すぐに…」という意味ではありがたいのですが、ACTIVEになっていないアプリのショートカットの確認だけ行いたい…という利用はできないと思われます。まあ、そんなこともめったにないのかもしれませんが、他のショートカットとの兼ね合いで新しいショートカット作成する…ということは考えられますので、ACTIVEになっていないアプリのショートカット一覧に辿り着けるような機能が増えると神アプリになりそうな予感。
でも、ACTIVEになっていないアプリの情報にアクセスするのも困難でしょうから、無理な相談なのかな?
何はともあれ…。
私のようにショートカットに得意では無いユーザーが、そのアプリのショートカットキーを簡単に確認できることは有り難いことですし、それにmacOS側の設定表示も加わったということで、私は早速導入させていただきました。
Macのアプリ、ユニークなものが多いですね!