2023年購入してよかったもの 第1位は、「1年かけて育ててきた」アレ
2023年に購入してよかったもの…というテーマでPart1・2・3をお届けしてきました。
これまでの順位は、
第5位 M2 Pro搭載「MacBook Pro14インチ」
第4位 MOUSE「フレックスカメラキャップ」
第3位 Apple Watch Series9
第2位 LEICA Q3
となっておりました。
さて、いよいよ1位の発表です。
当然ながら「アレ」です。
数々の障壁をともに乗り超えてきたアレです!
1年かけて育ててきた「CX-60」
当然ながら、1位は「MAZDA CX-60」です!
MAZDA初の「ラージ商品群」の皮切りとして登場したCX-60。
「初物」ということで、多少の"あら"は出るだろう…という見方は当初からあったようですが、「多少」ではなかったところで問題が大きくなってしまいました。
当初問題視されたのが、「乗り味の硬さ」と「ギクシャク」でしたね。
ただ、「硬さ」に関しては私は当初からさほど問題視しておりませんでした。むしろ、このクラスのSUVなのに、スポーティーに振っているあたりがいかにもMAZDA…という捉えであり、むしろ好印象でした。
「ギクシャク」に関しては、今から考えると相当に荒削りだったのだと感じます。個人的には「致命的」とは感じずにいましたが、様々なリプロを重ねた現在の挙動のスムーズさを考えると、雲泥の差かと…。
振り返ってみると、2月初旬の納車から、何回MAZDAのディーラーに足を運んだことか…。毎週のように出向いた時期もありましたので、なんと異様な1年だったか…と、今更ながらに振り返っているところです。
大きなところを具体的に整理してみると…。
3月〜4月
〇ドアの安っぽい音対策、ギクシャク対策リプロ、前輪のギシギシ音対策
→ドアに「ダンピングシート」を貼り付け、重厚な音に大変身
→ギクシャク対策のリプロ対応
→前輪からギシギシ音発生によりグリスアップ(以降、これまでギシギシは無し)
〇上記の対応と同時に、「リコール」「サービスキャンペーン」
10月〜12月
〇10月→「リコール」「改善対策」「サービスキャンペーン」
〇同時期に例の「ハンドルカクカク問題」が発生
11月→「応急処置」として前輪を持ち上げてのハンドルグルグルにより、グリス拡散
(当然ながら…根本的な解消にはならず)
11月末→「ステアリングギアボックス交換」および「リアショックアブソーバ交換」
12月→ハンドルカクカク問題の根本的な解消対策として、ステアリングギアボックス内のウォームギア「スプリング交換」
いやいや、特に後半の「ハンドルカクカク」はヤバかったですね。しかも、その時期に「リコール」や「リアショックアブソーバ交換」等が入り乱れていましたし、ハンドルカクカク問題に対する対応も「応急処置→ギアボックス交換→スプリング交換」と、3つの段階を経ているわけです。
そのたびごとにこちらが入庫し、代車を借り(事故時は当方の負担…という契約書を書かされ、ガソリン代もこちら持ち)という行程を繰り返しているわけで、今となっては、
「頑張ったな、俺!」
と、自分を褒めてあげたいくらいです(笑)。まあ、当然その裏で、現場の担当さんや作業者さんは大変な苦労をしているわけで、現場の方々を悪く思う気持ちは当然無いのですが…。
乗り味に関しては、前述したように「別物に変わった」という印象です。これまでの何回にもわたるリプロが相当効いており、現時点で悪く言われる筋合いはない…という程度にブラッシュアップされていることは確実です。
高級スポーツSUVとして、自信をもって押せるクルマになっています。
ただ、マツダの対応として、
「ユーザーが申請しないと利用できないサービスが多すぎる」
ということは非常に納得がいきません。
ドア対策にしても、各種リプロににしても、そもそもディーラーがリプロがかかっていることを把握していないことも多かったですし、私のようにYouTube等の情報に注目していないユーザーさんは知らず知らずのうちに「泣き寝入り状態」になってしまっている方も相当数いらっしゃるのでは?
また、先日の記事でも書きましたが、どう考えても今回の「ハンドルカクカク問題」はリコールです!
この部分で積極的に動けないようでは、マツダの信頼に関わるかと…。まあ、今回のスプリング交換については、初めて当方からではなくディーラーの担当さんから連絡をいただきましたので、相当深刻に捉えていることは事実なのですが…。
とまあ、散々愚痴を書いてきましたが、現状のCX-60には本当に満足しております。
元々、CX-60というクルマのよさに関しては高評価であることは変わらないのです。
詳細は過去のCX-60関連の記事をご覧いただきたいですが、本当に生活を豊かにしてくれるクルマです。
そして…。
この1年に関しては、
「RPGゲームのキャラクターのように、一歩一歩レベルを上げながら"魔物(各種トラブル)"を退治してきた」
というイメージ。
「育ててきた感」がいっぱいで、CX-60が可愛すぎるほどです。
さて、来る2024年は、ほどほどにしていただけると助かります。頼みますよ、CX-60くん!