MicroLED搭載Apple Watchは2025年に延期？
2022年に発売された「Apple Watch Ultra」で、単にスマートなだけでは無く、タフな使用も想定したApple Watchが登場したことが大いに話題となりました。
個人的にはバッテリーもちの優秀さがノーマルモデルとの最大の違いと捉えています。
画面も拡大しましたが、実際の表示領域に関してはベゼルも厚く、ノーマルモデルと大差ないことがわかり、非常に残念に感じているところです。
この「Ultra」に関しては、「2023年モデルに大幅改良はなし…」とされてきました。３年も塩漬けにされた搭載チップの刷新は当然あるでしょうが、さすがに新モデルを１年で大幅に変更することはないでしょうし、新ディスプレイとしてAppleデバイス初搭載になるであろう「MicroLED」が「2024年登場」とされてきただけに、やはりUltraに関しては2024年の変更が楽しみ…と考えていたところです。
しかし…。
その「MicroLED」の登場が予想より１年遅れるのでは…という記事が来ています。
2024年モデルの変化は何？
記事によると、
Apple製品に関して確度の高い予想を伝えてきたDSCCの最高経営責任者（CEO）であるロス・ヤング氏が、Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイの搭載は2025年下半期（7月〜12月）に延期されたと伝えていることが明らかになった
ということです。
ただ、ちょっと当方の認識がずれていたな…という部分もありました。
それは、この情報をもたらしたヤング氏は、もともとMicroLED搭載Apple Watchに関して「量産は2024年に開始され、2025年に発売される」と考えていたという部分。
ガーマン氏やプー氏は「2024年」という予想ですので、ヤング氏の考えでは元々MicroLEDの登場は2024年には適わない…ということになります。
「2023年小変更」→「2024年大幅変更」という想定で考えると、2024年にMicroLED搭載で登場してこそだと考えますので、もしこれが１年遅れるとなると、大幅変更の年次も１年遅れることになる？
そうなると心配なのが、
「2024年モデルのApple Watch Ultraの変化やウリは何なのか？」
という部分。チップ変更だけであと２年引っ張れるほど現行Apple Watch Ultraの完成度は高くないと考えますので、由々しき事態です。
2024年のビッグチェンジは必須だと思うのですが…。
