機動性のある「 3-in-1MagSafe充電機」を探して
Apple純正のワイヤレス充電器「AirPower」が頓挫して以降、なかなかすっきりとしない日々を過ごしています（笑）。
現在はBelkinの「3-in-1」で落ち着いていますが、筐体が馬鹿でかく完全に据え置き用。その割に角度調整もできず、決して満足しているわけではありません。iPhoneとApple Watchの充電台座が宙に浮いているため、底面の台座面積が小さいことがメリットでしょうか？
また、以前から可搬性のあるワイヤレス充電器探しも継続しております。
というのも、iPhone13 Pro以降のカメラレンズが大きくなったiPhoneにおいて、Apple純正の「MagSafeデュアル充電パッド」が純正ケースを付けたままだとまともに使用できなくなったためです。以前にも記事に書きましたが、ケースとぶつかってMagSafe充電部がフラットに密着できなくなってしまったのです。充電のためにわざわざケースを外すのはナンセンスですし、何よりも「純正なのに先を考えずにすぐに使えなくなるようなものを発売した」Appleの考えの無さにあきれてしまった…ということで使用をやめました。「2-in-1」ではありますが、私が想定している旅行や仕事場に持ち出しての利用ということであればこれで事足りますので、本当に残念な純正品となってしまいました。
そんな中…。
Ankerの非常にコンパクトな「 3-in-1」のワイヤレス充電器がAmazonでも販売されることになりました。これまでApple Online Storeで購入できたもののようですが、これを機会に購入してみることにしました。
携帯性、使い勝手は文句なし
まず感じたのが、箱を持った際の重量です。この手のワイヤレス充電器はどれもそれほど主さは感じないことが多いのですが、Amazonの紹介ページを見ても「410グラム」という表示。それなりの重さは覚悟していましたが、想像以上に重いのでは？てんという予感がします。
外観はこんな感じ。
一辺が６㎝ほどのほぼ直方体。非常にコンパクトです。携帯性を考える際に、薄いPad状のものとの比較になると思いますが、こちらはバッグ等に乱雑に突っ込んでも折れたりしない分安心感はありますね。
そして、おもしろいのが実際に使用する際のギミックです。 iPhone用のMagSafeは上部に付いており、これを「30°〜60°」まで動かせるようになっています。「はめ殺し」でないのは非常にいい！
また、Apple Watchの充電部は普段は本体に内蔵されており、プッシュすることで外に飛び出してくるような造りになっています。携帯を考えると非常に優れた造りになっているのでは？
加えて、iPhoneを充電するために角度を付けたその裏側はAirPods等が充電できるフラットな充電板に…。
3つある充電部分全てにギミックが織り込まれており、しかもそれがただの遊びではなく、コンパクトに持ち運ぶために必要なギミックであるというところに好感がもてます。
3つのデバイスを同時に設置するとこんな感じ。
もちろん付属の30W充電機のおかげで、急速充電にも対応。使い勝手に関しては言うこと無しです。
重さが…
唯一気になるのはやはり重さですね。
筐体が非常に小さいため、その密度感を感じる重さが際立っている印象です。
まあ、毎日持ち歩くという代物でもありませんし、何しろコンパクトさで言えば秀逸なデバイスとなっているため、今後も使い続けていく充電機となりそうです。
ちなみに・・・。 Appleのデバイスの大きさとの関係性は、将来的に心配ではあります。 iPhone14 Proのレンズ部との干渉はカバーを付けていてもありませんが、それほど余裕がある訳でもありません。また、Apple Watch Ultraを充電台に載せた際の画像が以下のもの。
充電機とWatchとの間には１㎜ほどの余裕しかありません。
今後iPhoneのレンズ部やApple Watch Ultraの画面サイズがより大きくなった際には、干渉が起こらないという保証はありません。できれば長く使いたいものだけに、心配の種が残ることに関しては気になりますね。
